バイエルン・ミュンヘンに所属するマヌエル・ノイアーはこれまでにリーグ300試合に出場(シャルケ、バイエルン合計)した。ブンデスリーガではこれまでに23人のGKが300試合以上をこなしているが、ノイアーほどの好成績を記録した選手は今までにいない。

第17節ハノーファー戦で記念すべき出場300試合目を迎えたノイアーは、8分にはアンドレアセンの強烈なシュートに指で触ってコースを変え、失点を防いだ。その20分後、トーマス・ミュラーがPKのチャンスをきっちりと生かして先制した。この日も出番という出番は少なかったものの、必要とされるときにはきっちりと仕事をこなした。こういう場面でノイアーの能力の高さが伺える。

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失点率0、79という記録

このハノーファー戦で143試合目の無失点試合となった。これまで100試合以上をこなした全てのGKで、失点率(1試合平均の失点数)1以下というのはノイアーだけ。しかも0、79という驚異の記録となっている。時間で言えば、113分に1失点ということになる。

シャルケ時代にすでに失点率1を割っていた。156試合で154失点、失点率にすると0、99だ。世界トップクラスのDF最終ラインを誇るバイエルンで数字を伸ばし、114試合でわずか84失点だった。バイエルンでは失点率0、58とほぼ2試合に1失点の割合となっている。今季前半戦もわずかに8失点のみだ。

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バイエルンの3人の先輩GKによる記録を更新

「バイエルンのDFラインの後ろでプレーするのは楽しいですよ」とノイアーはチームメイトを褒める。とはいえ、バイエルンの歴代のGKの中でもリーグ史上でもノイアーは最も優秀なGKだ。リーグ史上の順位を見ると、2位は失点率1、04でオリバー・カーン、そしてライモンド・アオマン、ジャン=マリー・プファフ(どちらも失点率1、06)とバイエルンの選手が続く。5位にメンヘングラートバッハに所属していたマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンとなっている。

順位名前試合数失点数失点率
(失点数÷試合数)
無失点試合率
(%)
1マヌエル・ノイアー3002380,7947,7
2オリバー・カーン5575821,0436,6
3ライモンド・アオマン2162291,0637,5
4ジャンマリー・プファフ1561661,0636,5
5マルクアンドレ・テア・シュテーゲン1081171,0833,2

これらの数字だけでなく、欧州チャンピオンズリーグで0、92、DFB杯で0、55という成績を合わせてみても、これまでに2度世界最優秀GKに選ばれたマヌエル・ノイアーがブンデスリーガ史上最強のGKであることは間違いない。