長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルトは第10節のハノーファー戦で6試合ぶりに勝利を収めた。昨シーズンの得点王、アレクサンダー・マイヤーが現在のチーム状況や次節で対戦するバイエルン・ミュンヘンについて語った。

——マイヤー選手、第9節でメンヘングラードバッハ(ボルシアMG)に1-5で敗れた後、サポーターからチームに公開批判文書が届いたそうですね。チーム全体で話し合いは行われましたか?

マイヤー 自分がそれについて知ったのはかなり後のことでした。いずれにしろ、選手はそれぞれ自分の中で処理しています。ファンには意見を述べる権利があるし、彼らの失望も理解できます。特に(第8節の)インゴルシュタット戦(0-2)で全く良いプレーができなかったことは、自分たちでも分かっています。

——実際、今シーズンのフランクフルトはつかみどころがありません。6-2で圧勝したケルン戦や、根気強く戦ったハノーファー戦もあれば、インゴルシュタット戦のような無気力な試合もありました。

マイヤー インゴルシュタット戦は本当にひどかったと思います。あの日のようなひどいパフォーマンスを行ったら、批判されるのは当然ですね。今でもなぜあのようになってしまったのか、よく分からないんです。その前のハンブルク、シャルケ、ヘルタとの試合はそれほど悪くなかったですから。これらの試合のパフォーマンスについては誰も非難しないでしょう。ハノーファー戦でも劣勢を跳ね返しました。

——新加入選手たちがすでにチームにフィットしていることを考えると、パフォーマンスが安定しないのは不思議です。カスタイニョスやフラデツキー、アブラハム、ライナーツら新加入選手の実力はデータでも証明されていますが・・・

マイヤー データも重要ですが、(チームで)一緒にうまく機能することがより重要です。良い選手たちが加入したことは疑いようがないですし、すでに融合した良いプレーも見せられたと思います。ここ数週間のような局面は1シーズンに1回は訪れるものです。だいたいの場合、うまく説明がつかないのですが。ただ数試合連続でそうなってしまうんです。

バイエルン戦「特別な思いはない」が・・・

© gettyimages / Nigel Treblin

——ハノーファー戦では後半に巻き返しましたが、もし負けていれば6試合未勝利となっていました。あのとき、今シーズンは残留争いをするのではと心配になりましたか?

マイヤー 心配とはどういう意味でしょうか? 降格圏との勝ち点が4、5しか離れていなければ、そうはもう残留争いです。いずれにしろ、いつでも油断は禁物です。目をつぶってはいけません。今現在、それ以外の目標は口にできません。

——アルミン・フェー監督はハノーファー戦でシステムを4-4-2から4-2-3-1に変更しました。

マイヤー 監督はこの道、長いですし、何をすべきかはっきりと分かっています。チームはそれをハノーファー戦で証明しました。監督は今後も適切な対応をしていくと確信しています。

——それは今週末のバイエルン戦でも不可欠ですね。今のバイエルンが負けるとは誰も思っていないでしょうから、選手にとってやりがいはありますか?

マイヤー バイエルン戦は他の試合と全く変わらないごく普通の一戦で、特別な思いはないという一方、今シーズンで一番のタスクだとも思います。というのも、今のバイエルンは最強のチームですから。

——あなたのような一流の選手にとっては(バイエルン戦で)力を試すのが楽しみではないですか?

マイヤー 自分はどの試合も、どの対戦相手でも楽しみにしていますよ。

——バイエルンとの試合では彼らの凄さに少しでも魅了されるものですか?

マイヤー たぶん魅了されるというよりも、バイエルンがどのようなレベルのサッカーをするのか、楽しんでいますね。ドイツ最強のチーム、あるいは世界一と言っていいかもしれません。彼らの功績を尊敬し、称賛しています。

——あなたはストライカーですから、ロベルト・レバンドフスキのことは好きですか?

マイヤー レバンドフスキは世界クラスですよ。バイエルンでは誰もが世界クラスですが。自分はトーマス・ミュラーがとても好きです。個人的にはあまり知りませんが、彼のインタビューなどでの緩い感じがいいですね。選手としてはストライカーで、常にゴールやアシストをしていますし。ミュラーは本当に卓越したサッカー選手です。

——あなたについても同じように言う専門家はいますし、ドイツ代表チームに招集をとの声も上がっていました。

マイヤー それについては自分の業務ではないのでね。何かしたからって、何も変わるものではないですし。