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ロイス(左)と香川(右)の得点でドルトムントはマインツに勝利したが、試合中にファンが心筋梗塞で亡くなり、スタジアムは悲しみに包まれた - © © gettyimages / Sascha Steinbach
ロイス(左)と香川(右)の得点でドルトムントはマインツに勝利したが、試合中にファンが心筋梗塞で亡くなり、スタジアムは悲しみに包まれた - © © gettyimages / Sascha Steinbach

香川「悲しい出来事」

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ブンデスリーガ第26節最終日が3月13日に行われ、香川真司が所属するドルトムントは本拠地で武藤嘉紀が所属するマインツに2-0で勝利を収めた。香川は先発し、後半戦初ゴールを挙げた。試合後のインタビューをお届けする。

——ファンの1人が試合中に心筋梗塞で亡くなったことは、ハーフタイムに知っていましたか?

香川 いや全然・・・。試合後に(知った)。ただ、ハーフタイムを終えて、後半からファンの様子が明らかに違っていたので、何かあったのかなと思っていました。

——試合後に状況を知り、選手たちはみなショックを受けていたのでしょうか?

香川 そうですね。すごく・・・悲しい出来事ですし。勝利を捧げられたのは良かったのかもしれないけど、それ以上に、ファンにとってもチームにとっても、悲しい出来事だったんじゃないかなと思います。

——ハーフタイムには具体的にどういう話を監督としましたか?

香川 (マインツの)ダブルボランチの両脇、自分が右にいたら(マインツのボランチから見て)左側でボールを受ければ、右のミキ(ミキタリヤン)と2対1をつくれたりするので、そういうシチュエーションを映像で見ながら、「こういう時にここに入っていけたら、こういうプレーができるんじゃないか」という話をしました。ただ、やっぱり、そこばかりに留まっているのも嫌だったので、そこは自分の中で、動きながらそこに入れるように意識はしました。

——前半の最後のほうでマインツ最終ラインの裏へ飛び出す動きもありました。動きに変化をつけながら状況を変えようと試みていたのでしょうか?

香川 そうですね、動きの質はすごく意識しました。止まってボールを受けたり、ゴールを背にするというのは、自分には不得意なプレーですし、相手を背負うというのは自分のフィジカルを考えても厳しいことなので。前半という(まだ相手の体力が残っていて)激しいプレッシャーが来る中で、自分が得意としていないプレーなので。そういう意味では、常に動きの変化を加えながらボールを受けたり、あとはファーストタッチをどれだけ意識をするのかが、さらに要求されると思っているので。それは試合の中で意識しながらやりました。

——得点は第15節ウォルフスブルク戦以来です。自身が浮上するきっかけになりそうでしょうか?

香川 そうですね。ただ、こういうファンが(試合中に)亡くなった日であるということで、素直に喜べることではないですけど、でもとりあえずポジティブに、次に向けて良いゴールになると思っています。

——フル出場もしました。手応えもあるのではないでしょうか?

香川 まだまだ改善するところはたくさんあるし、ゴール(を取ること)と、あとはプレーの変化をつけていかないといけないので。そういう意味では、得るものはあったかなと。あとはこれをまた継続して、やり続けていくだけだと思っています。

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