ドルトムントの主将フメルス(右)が第26節マインツ戦での悲しい出来事について言及した - © © imago
ドルトムントの主将フメルス(右)が第26節マインツ戦での悲しい出来事について言及した - © © imago

フメルス「ファンは素晴らしい対応を見せてくれた」

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ブンデスリーガ第26節のドルトムントマインツの試合中、観客の二人が心筋梗塞により倒れ、一人が亡くなった。そのことを知った両チームのサポーターは、後半戦から歌や大声での応援を止め、静かに試合を見守った。スタジアムは悲しみに包まれたが、試合後にはサポーターや選手らが“You’ll never walk alone”を歌い、哀悼の意を表した。ドルトムント主将のマッツ・フメルスのインタビューをお届けする。

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「4、5点入っていても不思議ではなかった」

——試合の結果についてはいかがですか?

フメルス また(トゥヘル)監督の予想通りの展開となりました。マインツは絶えずハードワークをしてくるので、自分たちはそれに耐えなければならないと。自分たちは冷静さを失わないようにしました。そして、マインツにCKを与えるまでは、チャンスを許しませんでした。ハーフタイム後は、徐々に空いてきたスペースを使いました。そこからシュートチャンスも生まれています。でも、おかしなことに、65分を過ぎても1-0のままでした。それまでに4、5点入っていても不思議ではなかったのに・・・。最終的には勝ちましたが、あと何得点か挙げることが必要だったかもしれない。

——チャンスをなかなか生かせませんでしたが、パフォーマンスとしては良かったです。

フメルス そうですね。よくコントロールし、精一杯やりました。オフェンシブの選手たちもハードワークでした。敵のゴール前で最善を尽くせたわけではありませんが、長い距離を走ってカバーしましたね。マーコ・ロイスは最後に自陣のペナルティーエリアまで戻ってきましたし、それは模範的でした。そこのケアをしたこともあり、自分たちはこの試合で勝つことができました。

——マーコ・ロイスは欧州リーグ(EL)のラウンド16でトッテナム(イングランド)相手に2得点を奪い、今節もまたゴールを挙げました。スランプから脱出したと言えますか?

フメルス マーコはとっても良いプレーをしましたね。彼にもそう言ったんですよ。無人のゴールへのシュートを失敗するまではね。それと、86分の不用意なパスは怒鳴らなければなりませんでしたが、すべて順調にいきましたね。

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