(1)タフなヘルタ原口

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インターナショナルウィーク後のブンデスリーガは各国代表選手にとって過密スケジュールとなる。特にドイツから遠く離れた地で戦う日本代表選手にとっては簡単ではない。W杯ロシア大会アジア2次予選のシンガポール戦(11月12日)とカンボジア戦(17日)に招集された香川真司(ドルトムント)と長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)、武藤嘉紀(マインツ)は今節も先発したが、通常よりも早めに途中交代となった。ハノーファーの清武弘嗣は代表の公式練習中に負傷し、チームメイトの酒井宏樹は風邪のため欠場。6選手のうちフル出場したのは、最終日(22日)の試合となったヘルタ・ベルリンの原口元気のみだった。

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 (2)ハンブルクがドルトムントに快勝

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ハンブルガーSVのイムテック・アレーナはドルトムントとの試合後、スタンディングオベーションが起こった。19分にピエールミシェル・ラソッガがPKから先制。41分にルイス・ホルトビーが追加点を挙げると、後半立ち上がりにオウンゴールを誘い、3-1で快勝した。酒井高徳は右SBで今季2回目のフル出場を果たしている。これでハンブルクは勝ち点を18に伸ばし、すでに昨季の前半戦終了時点の勝ち点(17)を上回った。ここ数年の傾向としてハンブルクはドルトムント戦を得意とし、ホーム開催の直近10試合では一度しか負けていない。

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(3)バイエルン、強豪シャルケ戦

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無敗で首位を独走するバイエルン・ミュンヘンは、これまでに昨季2位のウォルフスブルクと宿敵ドルトムントを、それぞれ5-1で倒してきた。今節の強豪シャルケ戦は守備を固める相手に苦戦もしたが、3-1でバイエルンに軍配が上がっている。

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(4)カーニバルダービー

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11月11日11時11分、ドイツの一部の地域ではこの日から待ちに待ったカーニバルが始まる。カーニバルの都市として代表されるのが、大迫勇也と長澤和輝が所属するケルンと武藤嘉紀が所属するマインツ。今節はケルンの地で激突したが、勝負はつかずにスコアレスドローとなった。両チームともここ3試合は無敗で、こつこつと勝ち点を積み重ねている。

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(5)チチャリート、歴代メキシコ人選手のトップへ

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チチャリートことメキシコ代表のハビエル・エルナンデスの快進撃が止まらない。今夏、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)からレーバークーゼンに加入したチチャリートは、アイントラハト・フランクフルト戦で2ゴールを決め、ブンデスリーガ6得点目をマーク。これでブンデスリーガに所属したメキシコ出身選手で最多得点者となった。公式戦では15試合で12得点を挙げており、今節で7試合連続ゴールとなった。

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(6)ウォルフスブルク、祝砲6発

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ウォルフスブルクは、ブレーメン戦を6-0で勝利し、ディーター・ヘッキング監督の同クラブ50勝目を最高の形で祝福した。ウォルフスブルクにとって6点差での勝利は15年ぶりで、最多得点差の勝利記録でもある。

 

(7)チーム史上初の1試合2得点

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インゴルシュタットダルムシュタットの昇格組同士の対戦は、ホームのインゴルシュタットが3-1で制した。チームの2点目(PK)と3点目を決めたFWモーリッツ・ハートマンは、ブンデスリーガで1試合2得点を決めた同クラブの第1号となった。また、同点弾となるチーム1点目を挙げたDFロバート・バウアーは、現在のところ同クラブのブンデスリーガ最年少ゴール記録(20歳)となっている。

(8)ボルシア新監督、いまだ負け知らず

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メンヘングラードバッハ(ボルシアMG)のアンドレ・シューベルト監督は、第6節から暫定的に同クラブの指揮を執ることになり、これまで7試合で6勝1分とチームを完全に立て直した。11月13日には肩書きから「暫定」の文字が消え、正式監督として初めて迎えたハノーファー戦は、エース清武不在の相手に思いの外、てこずった。それでも21本ものシュートを放ったボルシアMGが2-1で勝利し、開幕から5連敗したチームは5位まで順位を上げている。

(9)昨季5位のアウクスブルク、最下位脱出

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昨季はシャルケ、ドルトムントを抑えてチーム史上最高の5位となったアウクスブルクだったが、今季はここまで1勝3分8敗と低迷している。それでも今節はシュトゥットガルトに4-0で勝利し、ようやく2勝目をマーク。相手から全18本のシュートを防ぎ、相手オウンゴールもあったが13本のシュートを4得点につなげた。

(10)オバメヤン、一歩リード

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ドルトムントは敗戦したが、エースのピエールエメリック・オバメヤンは1得点を決め、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)を抜いて得点ランキング単独首位に立った。第13節終了時点で15得点を記録したのは38年前のディーター・ミュラー(当時ケルン)以来。このままのペースでいけば、1971/72シーズンにゲルト・ミュラー(当時バイエルン)が樹立してから破られていないシーズンレコードの40得点に届くかもしれない。

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