昨シーズンのブンデスリーガで2位に入り、またドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)初優勝を飾ったウォルフスブルク。しかし今季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に進出した一方で、リーグ戦は8位に終わり、DFB杯も8強で敗退するなど、来シーズンの欧州カップ戦出場権を逃してしまう不本意なシーズンを過ごした。そんな同クラブで守備の要として君臨するDFダンテが、5日間の中国ツアーを終えた後、当サイト独語版とのインタビューに応じている。

CL初の8強、しかしリーグでは不振

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――来シーズン、再びウォルフスブルクが上位に入るためには何が必要でしょうか?

ダンテ まずは心身ともに回復するため、しっかりとオフ期間を利用しなければいけないと思う。今シーズンは長かったし、常にうまくいってたわけではない。それははっきりしているよ。でも来季はチーム始動日から再び全力を出していく。ウォルフスブルクの全員が成功に向けてハングリーになっていて、自分たちの願いを叶えるために全てを出し尽くすつもりだ。

――この夏、所属選手の顔ぶれが大きく変わると思いますか?

ダンテ ナルドの(シャルケへの)移籍により、チームの重要な柱がいなくなってしまった。彼の代わりとなりうる選手を見つけなければならないね。なぜならナルドは単に素晴らしいCBであるだけでなく、その人間性もチームにとって大きな存在だった。そして新しい選手が入ると、クラブに刺激が与えられるので、非常に良いことだと僕は思っている。首脳陣が良い選手を見つけてきてくれると信じているよ。

――今シーズンのブンデスリーガにおけるウォルフスブルクの出来を改めて総括して頂けますか?

ダンテ 最終的に8位という順位で終わってしまった。来季の欧州カップ戦出場権を目指していたし、昨シーズンと同じようにバイエルン・ミュンヘンの競争相手でいたかったから、もちろん今季の結果には失望しかないよ。来シーズン再び我々の目標を達成できるよう、この経験から鍵を探し出さなければならないね。

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――バイエルンからウォルフスブルクに移籍し9カ月が経過しました。ディーター・ヘッキング監督の仕事ぶりはいかがですか?

ダンテ 監督はとにかく規律を最も重視している。そして細部にまでかなりこだわる指導者だね。もし何か気づいたことがあれば、すぐに1対1での面談もするし、誠実で地に足をつけた人だよ。彼も今季のブンデスリーガの結果には失望しているが、CLベスト8進出はまぎれもなくヘッキング監督の情熱とエネルギーのおかげだ。レアル・マドリード相手に2-0で勝つことができる監督は、世界にそう見当たらないんじゃないかな。

――あなた自身は今シーズンの内容に満足していますか?

ダンテ チームと同じように、良い時もあれば悪い時もあった。そのことはしっかりと自覚している。まずは新しい環境に慣れなければならなかったため、序盤は良いプレーができなかった。でも来シーズンはもっとうまくいくことを願っている。