ドルトムントは敵地でウォルフスブルクとの上位直接対決に臨む - © © gettyimages
ドルトムントは敵地でウォルフスブルクとの上位直接対決に臨む - © © gettyimages

第15節の注目カード(3):ウォルフスブルク対ドルトムント

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12月5日、ブンデスリーガ第15節2日目が開催され、香川真司が所属するドルトムントは敵地でウォルフスブルクと対戦する。本稿では、この試合の見どころを以下に紹介していく。

昨シーズンはウォルフスブルクが、そして2012/13および2013/14シーズンはドルトムントがリーグ戦準優勝に輝くなど、ここ数年輝かしい成績を残している2チームの対戦は、現在の2位と3位による上位直接対決という構図でもある。ウォルフスブルクはアウェー戦直近7試合のうち1試合でしか勝利を得られていないが、本拠地での強さは変わらず直近7試合で6勝1分の成績。加えて本拠地無敗記録を現時点で最も長くキープしているのも同クラブであり、29試合連続負けなし。仮に30戦無敗となれば、同項目のブンデスリーガ歴代記録トップ10入りの快挙となる。新記録の樹立、そして欧州チャンピオンズリーグ (CL)自動出場権を得られる3位以上をキープするため、敗戦だけは絶対に避けなければならない。

ドルトムントは第13節に続き、欧州リーグ(EL)グループリーグ第5戦で今季初の公式戦連敗を喫してしまった。しかし前節は下位に沈むシュトゥットガルトに4−1と完勝を飾り、第14節終了時での成績もクラブ史上3番目に高いなど、好調はキープされていると見ていいだろう。そんな同クラブの大黒柱は、エースFWピエールエメリック・オバメヤンをおいて他にはいない。現時点での17ゴールは、1976/77シーズンにゲルト・ミュラー氏が記録した19得点に次ぐ成績で、ドルトムントにとっては初めてのこと。今週末に対戦するウォルフスブルクとは、リーグ戦過去5シーズンで5勝3敗2分と勝ち越しているが、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)も含めた昨シーズンは、3試合で2敗1分と後塵を拝する結果となった。その雪辱を果たし、順位表でも首位バイエルン・ミュンヘンをしっかりと追尾したい。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

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【過去の対戦成績】