Summary

  • ロシアW杯は6月14日に開幕
  • ブンデスリーガから多くの選手がW杯へ
  • W杯デビューを飾る5人の注目選手を紹介

ロシア・ワールドカップの開幕がいよいよ6月14日に迫った。ブンデスリーガからはドイツ代表のヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)やティモ・ウェアナー(ライプツィヒ)を始め、ベルギー代表のトルガン・アザール(メンヘングラートバッハ)、日本代表の武藤嘉紀(マインツ)らが初のW杯に臨む。クラブで主力として活躍する若い選手たちはW杯で存在感を示すことができるのか。ロシアでの飛躍が期待できそうなブンデスリーガ所属選手5人を紹介する。

ティモ・ウェアナー(ドイツ代表/ライプツィヒ)

代表戦14試合で8得点。22歳のストライカーは昨夏のコンフェデレーションズカップで世界の強豪国を相手に力を発揮し、ヨアヒム・レーフ監督にとってのファーストチョイスとなった。「ゴールを決めることに対してプレッシャーはある。僕は周りから試合を決められる選手として見られているし、ゴールによって評価される選手だからだ。ただ、それに対してうまく対処できていると思う。ピッチに立てばプレッシャーは感じない」。昨季はクラブでチームトップの13ゴール7アシストを記録し、自身の言葉を結果で証明した。ロシアでもゴールを決めてくれるはずだ。

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ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)

2016年3月に代表デビューを果たした23歳の万能戦士は、今やドイツに欠かすことのできない選手の一人となった。タフな精神力と桁外れの運動量、そして右サイドから積極的にチャンスに絡む攻撃力。クロスの精度にも定評があり、昨季は10アシストをマークした。バイエルンではリーグ制覇とドイツサッカー連盟カップ優勝を経験。代表でも昨夏のコンフェデ杯で優勝と、すでに多くのタイトルを手にしている。代表ではデビュー2戦目以降、28試合連続フル出場中。W杯でも頼れる存在となりそうだ。

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ベンジャミン・パバール(フランス代表/シュトゥットガルト)

シュトゥットガルトの堅守を支える22歳のセンターバックは、昨季のリーグ戦全34試合にフル出場。代表ではまだ親善試合のみの出場にとどまるが、クラブではすでに代えの効かない選手となっている。6月1日に行われたイタリアとのテストマッチでは、本職ではない右サイドバックで起用されながら1アシストを記録して3ー1の勝利に貢献。中央のポジションにはサミュエル・ユムティティ(バルセロナ)とラファエル・バラン(レアル・マドリード)の厚い壁が立ちはだかるが、W杯のピッチを目指してアピールを続ける。クラブで守備的MFや右サイドハーフもこなしてきたユーティリティー性はW杯でプラスになるだろう。

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アミーヌ・アリ(モロッコ代表/シャルケ)

2017年11月に代表デビューを飾り、ここまで5試合に出場。モロッコ代表では最年少となる20歳でW杯メンバー入りを果たした。フランスのパリ近郊で生まれ育ち、ユース時代はフランス代表としてプレー。2016年のUー19欧州選手権では優勝を経験している。モロッコ代表のエルベ・ルナール監督はW杯に向けたテストマッチでアリを積極的に起用。本番でもキープレーヤーの一人となりそうだ。優れたテクニックを持ち、キープ力が高く、体の使い方もうまい。シャルケのドメニコ・テデスコ監督もそのポテンシャルに惚れ込み、昨季はリーグ戦31試合(うち先発は23試合)に起用した。ブンデスリーガの“ベストルーキー賞”に選ばれた実力をロシアでも見られるはずだ。

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アルフレズ・フィンボガソン(アイスランド/アウクスブルク)

これまで紹介した4人の若手とは事情が異なり、29歳での大舞台デビューとなる。母国アイスランドは今回がW杯初出場。選手として最も脂がのった時期に大きなチャンスが巡ってきた。2年前の欧州選手権でベスト8進出のサプライズを起こしたのは記憶に新しいが、フィンボガソンはそのチームの中心を担う一人。昨季は後半戦に負傷離脱を強いられたが、W杯に間に合うタイミングでカムバックを果たした。W杯前最後のテストマッチとなった6月7日のガーナ戦(2ー2)では1ゴールを記録。昨季は12ゴールを挙げて得点ランキングトップ10入りを果たし、アウクスブルクの早期残留確定の立役者となった。ロシアでもゴールを決め、初出場に沸く母国の歴史に新たな1ページを加えることができるか。

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