Summary

  • コンフェデレーションズカップ2017決勝、チリ代表対ドイツ代表
  • シュティンドルのゴールでドイツが1ー0勝利、コンフェデ杯初優勝

FIFAコンフェデレーションズカップ2017決勝が7月2日に行われ、ドイツ代表はチリ代表と対戦し、1ー0で勝利した。これにより、今大会参加国で平均年齢が最も若かったドイツが、コンフェデレーションズカップ初優勝に輝いた。

チリ代表 0ー1 ドイツ代表

高い位置から激しいプレスを仕掛けるチリ相手に、ドイツはゲームを組み立てられず、立ち上がりから劣勢を強いられる。まずは5分、シュティンドルが中盤でボールを失うと、チリは素早く縦へつなぎ、左のビダルがクロスボール。ゴール前に走り込んだアランギスが絶妙のトラップから後方に落とし、ビダルが至近距離から狙ったが、テアシュテーゲンがかろうじてブロックした。

7分、ギンターからシュティンドルへの縦パスをインターセプトされ、ビダルが遠めの位置からやや強引にシュート。13分にもリューディガーからゴレツカへ入ったところを狙われ、最後はバルガスに打たれるなど、ドイツはビルドアップすらままならない展開が続く。

さらに20分には、ビダルの強烈なミドルシュートをテアシュテーゲンがブロックするも、こぼれ球をサンチェスに詰められる。しかしサンチェスはこのチャンスでキックミスを犯してしまい、ボールはネットに収まらない。

すると同じ20分、最後尾でボールを持ったディアスにシュティンドルがプレスを仕掛けると、ディアスが逃げた先に待ち構えていたのはウェアナー。ボールを奪ってペナルティーエリア左に進入し、GKブラボが出てきたところで中へ折り返すと、シュティンドルが無人のゴールに流し込む。ここまでまったくチャンスを作れていなかったドイツが、相手のミスを逃さず均衡を破った。

先制点を決めた勢いに乗り、徐々にドイツがリズムを取り戻す。36分、バイタルエリア中央のルディが右前方に送ると、ペナルティーエリア右のゴレツカがフリーとなり、ファーサイド目がけて右足を振り抜く。しかしインサイドに引っ掛かってしまい、ボールは左ポストの外側へ流れていった。

さらに前半終了間際の45分、チリが最終ラインで回していたパスを、ドラクスラーが高い位置でカット。DFを引きつけたところで左へ出し、ゴレツカがGKと1対1の場面を迎えたが、シュートはブラボが防いでいる。

© imago

ドイツが1点をリードして後半に入ると、まずは55分、ドラクスラーが個人技で魅せる。やや左でボールを持つと、そのまま縦へ突破し、ペナルティーエリア左から狙う。しかしスライディングブロックに来たハラの足に当たり、ボールは枠の右へ外れた。

その4分後、ピッチ外でキミッヒとブラボが小競り合いを起こし、エキサイトしたビダルも加わったため、ビダルとキミッヒに警告。さらにウェアナーへ肘打ちをした疑いでビデオ判定が用いられ、65分にハラへイエローカードが出されるなど、試合はやや荒れた展開となる。

その後チリが持ち直し、72分にドイツゴール前へ入ったボールのこぼれを、サンチェスが拾ってシュート。74分にもバルガスが正面の位置から狙ったが、いずれも同点弾には結びつかない。

84分、ゴール左でプチがボールを受け、テアシュテーゲンが出てきたところでマイナス方向へパス。交代で入ったばかりのサガルがGKのいないゴールを狙って左足を振るが、これがミスキックとなってしまい、ボールはクロスバーのはるか上を越えていった。

ポゼッション61%を記録したチリだが、最後までゴールを奪えずこのまま試合は終了。準決勝に続き2試合連続で1点を守り抜いたドイツが、コンフェデレーションズカップ初優勝を飾った。

© gettyimages / Matthias Hangst

【得点】

チリ代表:なし
ドイツ代表:シュティンドル(20分)

【ラインナップ】

チリ代表(4ー3ー1ー2)
ブラボ;イスラ、メデル、ハラ、ボーセジュール;アランギス(81分 サガル)、ディアス(53分 バレンシア)、エルナンデス;ビダル;バルガス(81分 プチ)、サンチェス

ドイツ代表(3ー4ー2ー1)
テアシュテーゲン;ギンター、ムスタフィ、リューディガー;キミッヒ、ゴレツカ(90+2分 ズューレ)、ルディ、ヘクター;シュティンドル、ドラクスラー;ウェアナー(79分 チャン)