Summary

  • ブンデスリーガで続々と開花する若い才能
  • 新シーズンも各クラブに10代の有望株が多数そろう
  • リーグの次代を担う選りすぐりの20人を紹介。第一弾はこの5人!

ブンデスリーガでは毎シーズンのように若いタレントがデビューを果たし、その名を売ることに成功している。近年ではユリアン・ブラント(レーバークーゼン)、マハムート・ダフート(メンヘングラートバッハ、現ドルトムント)、ユリアン・ワイグル(ドルトムント)らがその代表格だ。彼らに続き、その才能を開花させるのは誰か。注目の若手有望株20人を紹介する。

ダンアクセル・ザガドゥ(ドルトムント/18歳)
ペーター・ボス監督は負傷者が相次いだことを受け、バイエルン・ミュンヘンとのドイツ・スーパーカップでザガドゥを先発起用した。本職のセンターバックではなく、不慣れな左サイドバックでのプレーだったが、恵まれた体格と落ち着き払ったプレーからは、ダイヤの原石と称されるポテンシャルを垣間見ることができた。もちろん、まだまだ改善の余地はあるものの、間もなく開幕するブンデスリーガでその才能にさらなる磨きをかけてくれるはずだ。

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ユージフ・エンガーネス(ハノーファー/19歳)
ユージフって誰? そう思った人も少なくないはずだが、彼はハノーファーがかなり前から目をつけていた選手であり、2011年にヘルタ・ベルリンからバイエルンに移籍すると、そこで最高レベルの育成を受けた。ハノーファーのホルスト・ヘルトSDは、「素晴らしい才能を持ち、中盤の攻撃ポジションを複数こなすことができる」と高評価。もともとリザーブチームでじっくり育てるはずだったが、アンドレ・ブライテンライター監督に実力を認められ、今夏のプレシーズンをトップチームで過ごした。順調にいけば、今季中のブンデスリーガデビューもあるだろう。


ヨハネス・エゲシュタイン(ブレーメン/19歳)
この名前を聞いてピンときた人も多いだろう。彼の兄は同じくブレーメンに所属するマクシミリアン。守備的MFとしてプレーする兄に対し、弟は決定力とスピードが武器のストライカーだ。ユースではコンスタントにゴールを決め、2015/16シーズンにはUー19ブンデスリーガで26試合33ゴールを記録。すでに昨季からトップチームに在籍していたが、負傷に泣かされた。今季はケガなくプレシーズンを過ごし、アヤックス(オランダ)、ウェストハム(イングランド)との練習試合でゴールも奪った。ブンデスリーガの兄弟プレーヤー誕生が期待できそうだ。

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ジョアン・ケイロス(ケルン/19歳)
ブラガ(ポルトガル)からやって来たUー19ポルトガル代表のセンターバックは、これまで紹介したティーンエージャーと比べるとデビューの可能性は低い。だが、ケルンはUー19欧州選手権準優勝の立役者となったケイロスの将来性を買い、2022年6月までの長期契約で獲得した。ペーター・シュテーガー監督は「モノになった時にロマンを感じさせる若手だ。あの年齢で成すべきプレーを理解し、展開を読む力もある」と絶賛。身長190cmとフィジカル面にも優れた19歳は、将来的にブンデスリーガを代表するDFとなる逸材だ。


ジャンフィエテ・アープ(ハンブルガーSV/17歳)
アープはハンブルガーSVユースのお手本とも言えるストライカーだ。まだ17歳ながら、デビューへの道のりはすでに敷かれているも同然。それを証明するように、クラブはUー11から所属する逸材との契約を2019年まで延長している。この夏のUー17欧州選手権では5試合で7ゴール。大会初となる2度のハットトリックを達成し、フリッツ・ヴァルター・メダルのUー17部門で金メダルを受賞した。遅かれ早かれ彼の時代が到来するのは間違いない。そしてこれまでの歩みを見る限り、その時は思ったよりも早くやってくるかもしれない。

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