ラウンド32ではイタリアのアタランタを2戦合計4ー3で下したドルトムント - © © imago / Eibner
ラウンド32ではイタリアのアタランタを2戦合計4ー3で下したドルトムント - © © imago / Eibner

ELラウンド16第1戦プレビュー:ドルトムント対ザルツブルク

xwhatsappmailcopy-link

3月8日に行われる欧州リーグ(EL)ラウンド16の第1戦で香川真司が所属するドルトムントがザルツブルク(オーストリア)をホームに迎える。

最新情報

ドルトムントは3月3日のブンデスリーガ第25節で、同じくELラウンド16に駒を進めたライプツィヒと対戦(1ー1の引き分け)したが、ELではその姉妹クラブであるザルツブルクと対戦する。ペーター・シュテーガー監督はラウンド32のアタランタ戦と同様、中盤の守備的な位置にユリアン・ワイグルとゴンザロ・カストロを起用する見込み。攻撃は4試合3得点と絶好調のマーコ・ロイスのほか、クリスティアン・プリシッチとマクシミリアン・フィリップが担うことになりそうだ。故障明けの香川とラファエル・ゲレイロは実戦復帰には時期尚早との見方が強い。

対するザルツブルクは国内タイトルを争うシュトゥルム・グラーツ、ラピッド・ウィーン相手に連勝を飾り、2位に勝ち点10差をつけて首位を独走中。ELラウンド32ではスペインのレアル・ソシエダを撃破して自信を深めている。ドルトムント戦ではソシエダ戦で大活躍したUー21オーストリア代表MFザベル・シュラーガーがディアディ・サマセクと中盤でコンビを組むだろう。ラピッド・ウィーン戦は出場停止だったDFドゥイェ・チャレタツァル、FWフレドリク・グルブランセンも先発予定。前線はリーグ戦で得点ランキングの首位を走るモアネス・ダブール、韓国代表のファン・ヒチャンと選択肢が豊富だ。

予想ラインナップ

ドルトムント(4ー2ー3ー1)
ビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス、トプラク、シュメルツァー;カストロ、ワイグル;ロイス、ゲッツェ、シュアレ;バチュアイ

ザルツブルク(4ー4ー2)
バルケ;ライナー、アンドレ・ラマーリョ、チャレタツァル、ウルマー;ヤボ、シュラーガー、サマセク(南野)、ベリシャ;グルブランセン(ファン・ヒチャン)、ダブール

関連データ

    ドルトムントは欧州カップ戦で過去4シーズンのうち3度ベスト8に進出している。オーストリア勢との対戦成績は4戦全勝
    直近のオーストリア勢との対戦は2015年8月。EL予選3回戦でウォルフスベルガーと対戦し、ロイス、ピエールエメリック・オバメヤンの得点、さらにはヘンリク・ミキタリヤンがハットトリックを達成して5ー0の圧勝を収めている
    ドルトムントは欧州の舞台において直近のホーム5試合で3敗を喫している。直近の10試合の成績は1勝3分け6敗
    ザルツブルクがELグループステージを突破するのは大会最多の4度目
    ザルツブルクのドイツ勢の対戦成績は2勝2分け4敗。ドイツで行われた試合では未勝利が続いている
    ザルツブルクは欧州カップ戦の舞台で17戦無敗(10勝7分け)

- © imago / Chai v. d. Laage