1ー2の劣勢で途中出場した大迫は後半だけで2ゴール1アシストの活躍。ケルンをEL初勝利に導いた - © © imago
1ー2の劣勢で途中出場した大迫は後半だけで2ゴール1アシストの活躍。ケルンをEL初勝利に導いた - © © imago

大迫が2ゴール1アシストの大活躍。ケルンがEL初勝利

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欧州リーグ(EL)のグループステージ第4節が11月2日に行われ、大迫勇也が所属するケルンがホームでBATEボリソフ(ベラルーシ)に5ー2で勝利した。後半開始からピッチに立った大迫は2ゴール1アシストの大活躍でチームを大会初勝利に導いた。 ケルン 5ー2 BATEボリソフ

3試合を終えて勝ち点0、グループステージ突破へ向けて後がないケルンは16分にツォラーが決めて幸先よく先制する。しかし、これまでの不振を象徴するかのように31分、33分と立て続けに失点。わずか2分間で逆転を許した。

この窮地を救ったのが後半開始から投入された大迫だった。54分、左サイドからのクロスをソーレンセンが胸で落とすと、ペナルティーエリアのやや外で待ち構えていた大迫が胸トラップからコンパクトに右足を振り抜いてゴールネットを揺らす。

これで息を吹き返したケルンは63分にギラシがFKを直接蹴り込んで逆転に成功。82分にはビッテンクールトのクロスに大迫が飛び込んで4点目を挙げる。さらに終了間際には左サイドに開いた大迫のクロスからヨイッチが頭で押し込んでダメ押しの5点目。後半のゴールラッシュで待望の勝ち点3を手にした。

ケルンはいまだグループHの最下位ながら、2位のレッドスターが勝ち点5、3位のBATEボリソフは勝ち点4と2位以下は混戦。残り2試合、逆転での決勝トーナメント進出へ希望が見えてきた。

【得点】
ケルン:ツォラー(16分)、大迫(54分、82分)、ギラシ(63分)、ヨイッチ(90分)
BATEボリソフ:ミルノビッチ(31分)、シグネビッチ(33分)

【ラインナップ】
ケルン(4ー4ー2)
T・ホーン;ソーレンセン、マロー、ハインツ、ラウシュ;クレメンス(46分 大迫)、レーマン、エツチャン、ビッテンクールト;ツォラー(83分 オルコフスキ)、ギラシ(69分 ヨイッチ)

BATEボリソフ(4ー2ー3ー1)
シェルビツキ;リオス、ガイドゥチク(81分 トゥオミネン)、ミルノビッチ、ポルヤコフ;A・ボロドコ(70分 ロディオノフ)、ドラグン;ゴルデイチュク(60分 M・ボロドコ)、スタセビッチ、イバニッチ;シグネビッチ