前節のリーグ戦でベンチスタートだったレバンドフスキは先発復帰の見込み - © © gettyimages / Alex Grimm
前節のリーグ戦でベンチスタートだったレバンドフスキは先発復帰の見込み - © © gettyimages / Alex Grimm

DFB杯準々決勝プレビュー(1)パーダーボルン対バイエルン

xwhatsappmailcopy-link

2月6日に行われるドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)準々決勝でブンデスリーガ首位のバイエルン・ミュンヘンと3部首位のパーダーボルンが対戦する。下部リーグから唯一8強入りを果たしたパーダーボルンはドイツの盟主相手にサプライズを起こすことができるか?

最新情報

バイエルンは2月3日のマインツ戦でエースのロベルト・レバンドフスキを温存したが、パーダーボルン戦では先発に戻る予定。同じくベンチスタートだったアリエン・ロッベンとキングスレイ・コマンも先発起用される見込みだ。ジェローム・ボアテングはウイルス性胃炎のため欠場。アルトゥーロ・ビダルとハビ・マルティネスの出場は微妙だが、ユップ・ハインケス監督が無理に起用してくることはないだろう。

対するパーダーボルンは2月4日のゾネンホフ・グロースアスパッハ戦でバイエルンユース出身のGKレオポルト・ツィンガーレが負傷。回復に向けて全力を尽くしているが、欠場の場合はティル・ブリンクマンが代役を務めることになる。その他では元レーバークーゼンの右サイドバック、ルーカス・ベーダーが腰に軽い問題を抱えているが、シュテフェン・バウムガート監督はクラブ史上初のDFB杯準々決勝をほぼフルメンバーで臨める状況だ。

予想ラインナップ

パーダーボルン(4ー1ー3ー2)
ブリンクマン(ツィンガーレ);ブチノビッチ(ベーダー)、ションラウ、シュトローディーク、ハッツェンブロウ;クラウセ;ツォリンスキ、リッター、アントウィアジェイ;ティーツ、マイケル

バイエルン・ミュンヘン(4ー1ー4ー1)
ウルライヒ;キミッヒ、ズューレ、フメルス、アラバ;ルディ;ロッベン、ミュラー、ハメス、コマン;レバンドフスキ

関連データ

    バイエルンはパーダーボルンとの過去3度の対戦でいずれも4点差以上の勝利を収めている
    両チームは2001/02シーズンにDFB杯1回戦で対戦し、その時はバイエルンが5ー1で勝利している
    パーダーボルンは2014/15シーズンにブンデスリーガに所属していたが、バイエルンには0ー4、0ー6と2試合とも大敗している
    バイエルンはDFB杯で過去9回、下部リーグ所属のチームに敗れている
    バイエルンの直近の優勝は2015/16シーズン。決勝でドルトムントをPK戦の末に下した
    パーダーボルンにとって準々決勝進出はクラブ史上初の快挙