2017/18シーズンも残り5試合、CL出場権争いの行方は?
2017/18シーズンの優勝争いは決着したが、今季のブンデスリーガからはまだまだ目が離せない。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権をめぐる争いは5試合を残していまだ6チームが絡む大混戦となっている。UEFAの規定変更により、2018/19シーズンからはブンデスリーガの1位から4位にCL本戦の出場権が与えられる。1枠はすでにバイエルン・ミュンヘンが確保。残り3枠を争うチームの状況とクラブの命運を握るキーマンを紹介する。
シャルケ(2位:勝ち点52 得点45・失点33)
ブンデスリーガで6連勝と好調を維持していたが、前節は最下位ハンブルガーSVにまさかの逆転負け。3位ドルトムントとの勝ち点差「1」、4位レーバークーゼンとの勝ち点差も「4」と2位の座を脅かされている。それでも今週末に迎えるドルトムントとのルール・ダービーを制することができれば、4位以内でシーズンを終える可能性はグッと高くなる。4月28日に行われるドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)準決勝とリーグ最終節で対戦するアイントラハト・フランクフルト戦も大きなポイントになりそうだ。
終盤戦のキーマン:ドメニコ・テデスコ監督
シャルケのチームプレーがうまく機能しているのは、テデスコ監督の手腕によるところが大きい。指揮官は32歳という若さ、ブンデスリーガ初采配であっても、強豪チームとわたり合えることを証明してきた。2014/15シーズン以来のCL出場権獲得は、引き続き指揮官が手腕を発揮できるかどうかに懸かっている。
残り5試合の対戦
第30節:ドルトムント(H)
第31節:ケルン(A)
第32節:メンヘングラートバッハ(H)
第33節:アウクスブルク(A)
第34節:アイントラハト・フランクフルト(H)