CLラウンド16プレビュー:バイエルン対ベシクタシュ
2月20日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第1戦で、バイエルン・ミュンヘンがトルコのベシクタシュと対戦する。バイエルンは7シーズン連続の準々決勝進出を狙う。
最新情報
バイエルンは第24節のウォルフスブルク戦でハメス・ロドリゲスを温存。同じくヨシュア・キミッヒ、ロベルト・レバンドフスキ、トーマス・ミュラー、ダビド・アラバ、ジェローム・ボアテング、マッツ・フメルスらを控えメンバーに回して休ませることができた。ベシクタシュ戦ではその主力メンバーがそろって先発に復帰。また、ウォルフスブルク戦で3カ月ぶりの先発復帰を果たしたティアゴ・アルカンタラもベンチ入りするだろう。マヌエル・ノイアーを除けば、ユップ・ハインケス監督は準々決勝に向けてすべての主力メンバーを起用可能。ミュラーが「監督は先発メンバーを決めるのに悩むよね。選手が全員フィットしたら、いい選手がそろっているからね」とコメントしている。
ベシクタシュはCLで94試合の出場を誇るポルトガル代表DFのペペが守備の中心。ペペは2014年の準決勝でバイエルンを破ったレアル・マドリードの一員でもあった。週末の国内リーグで温存されたベテランのリカルド・クアレスマも、イェレマイン・レンスに代わって先発予定。同じく元ホッフェンハイムのライアン・バベルも先発する見込みだが、直近2試合のバイエルン戦では0ー4、1ー7と大敗しており、アリアンツ・アレーナにはいい思い出がない。
予想ラインナップ
バイエルン・ミュンヘン(4ー2ー3ー1)
ウルライヒ;キミッヒ、ボアテング、フメルス、アラバ;ハビ・マルティネス、ビダル;ミュラー、ハメス、コマン;レバンドフスキ
ベシクタシュ(4ー2ー3ー1)
ファブリシオ;ギョクハン・ギョニュル、ペペ、メデル、アドリアーノ;ハッチンソン、オジャクプ;クアレスマ、タリスカ、バベル;ラブ
関連データ
- バイエルンのレバンドフスキはウォルフスブルク戦の試合終了間際にPKで決勝点をマーク。ブンデスリーガでの連続PK成功を17回に伸ばし、PKの名手だったGKハンスイェルク・ブットの記録を更新した
- バイエルンのキングスレイ・コマンは今季のCLでチーム最多の3アシストを記録している
- バイエルンはハインケス監督体制での新記録となる公式戦13連勝中。2018年に入ってからは7戦全勝と好調をキープしている
- バイエルンは6シーズン連続で準々決勝に進出している
- 両チームは1997/98シーズンのCLグループステージでも対戦。その時はバイエルンが2試合ともに2ー0で勝利している
- ベシクタシュにとってはクラブ初の決勝トーナメント進出。対するバイエルンは14回目の決勝トーナメントとなる