CLプレビュー:ベスト16進出へ、ドルトムントは勝ち点3がノルマ
欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ2試合を終えて、いまだ勝ち星がないドルトムント。決勝トーナメント進出へ望みをつなぐためにも、17日にキプロスで行われるアポエル戦は勝利がノルマとなる。
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ドルトムントは第1節のトッテナム戦(A)、第2節のレアル・マドリード戦(H)で2連敗。この2チームはアポエルからも勝利を飾り、すでに勝ち点6を稼いでいる。ドルトムントが決勝トーナメントに進出するためには、第3節、第4節と続くアポエル戦での連勝が最低条件となる。
ドルトムントはルカシュ・ピシュチェク、マーセル・シュメルツァーの両レギュラーサイドバックが負傷離脱中。また、週末のリーグ戦でライプツィヒに破れ、ペーター・ボス監督には選手のモチベーションを上げる仕事も課されている。とはいえ、エースのピエールエメリック・オバメヤンはリーグ戦で8試合10得点と好調を維持。後半から出場したクリスティアン・プリシッチが好プレーを見せたのも好材料だ。
対するアポエルはレアル・マドリード戦とトッテナム戦でいずれも0ー3の完敗。また、その2試合で好プレーを見せていたゲオルギゴス・エフレムが負傷でドルトムント戦に出場できない。13日に行われたリーグ戦では勝利を収めているが、今節も厳しい戦いを強いられそうだ。
予想ラインナップ
アポエル(4ー2ー3ー1)
ウォーターマン;ブロス、ルエダ、カルロン、ラゴ;ビニシウス、モライス;ザヒード、サライ、アロネフティス;デカマルゴ
ドルトムント(4ー3ー3)
ビュルキ;トーリヤン、ソクラティス、トプラク、ザガドゥ;カストロ、ワイグル、ダフート;プリシッチ、オバメヤン、フィリップ
関連データ
- ドルトムントはキプロスのチームと初顔合わせ
- ドルトムントのヌリ・シャヒンはレアル・マドリード在籍時の2012年に準々決勝でアポエルを破っている
- アポエルのギオルゴス・ドニス監督はフランクフルト生まれで、シュトゥットガルトのFWアナスタシオス・ドニスは実の息子
- アポエルとドルトムントはともに2戦2敗。アポエルは2試合ともに0ー3、ドルトムントは2試合ともに1ー3で敗れている
- アポエルはドイツ勢をホームに迎えた試合の対戦成績が6戦全敗
- アポエルはベスト16進出を果たした2011/12シーズンのリヨン戦(2012年3月)を最後にCLで勝利がない
- アポエルのFWイゴール・デカマルゴはメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)とホッフェンハイムでプレー経験がある