Summary

・ブンデスリーガ第26節、90回目のルールダービー

・ポジション別の注目対決を5組紹介

4月1日のブンデスリーガ第26節2日目で、内田篤人が所属するシャルケと、香川真司のドルトムントによる、90回目のルールダービーが行われる。そこで本稿では、注目の対決をポジションごとに分け、そのうち5組を紹介していく。果たしてこの中から、試合を決定づける活躍を残す選手は現れるだろうか。


【GK対決:フェアマンvsビュルキ】

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ラルフ・フェアマンの優れた点は、高いセービング力、そしてミスをほとんどしないことだ。今季はPKを5本中3本ストップするなど、チームの大ピンチを救う働きをしている点も見逃せない。加えて、センタリングのクリア数もブンデスリーガでトップである。

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ここまで18試合に出場しているローマン・ビュルキがネットを揺らされたのは16回。これはバイエルン・ミュンヘンのマヌエル・ノイアーに次ぐ少なさ。また、枠内シュート阻止率は75.8%と非常に高い。


【SB対決:コラジナッチvsピシュチェク】

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セアド・コラジナッチがこれまでと一味違うところ、それは紛れもなくゴールへ関与した回数だ。DFながら今季すでに3得点5アシストを記録しており、彼がアタッキングサードへ進入していくシーンは、決して少なくない。もちろん本業の守備も安定しており、1対1勝率は58%。

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攻撃の貢献度はルカシュ・ピシュチェクも負けていない。今季ここまで5ゴールをマークし、自身のシーズン最多得点数を更新中であるのと同時に、今シーズンのブンデスリーガで最も得点力のあるDFでもある。守備での1対1勝率もコラジナッチにはやや劣る53%だが、その安定感は指揮官も信頼を置いている。


【SH対決:シェプフvsプリシッチ】

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今季、すさまじい成長を見せているのは、右MFのアレサンドロ・シェプフだ。1試合平均の走行距離は、なんとブンデスリーガトップの12.9km。トップギアでゴール前に顔を出すシーンも多く、公式戦で7ゴールを決めるなど、得点力の高さも武器だ。

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シェプフと同様、クリスチャン・プリシッチの成長にも驚かされるばかり。弱冠18歳ながら、ドルトムントの選手で4番目に多いリーグ21試合に出場中で、8ゴールに直接関与している。縦への突破力は試合を重ねるごとに磨きがかかり、両サイドでプレーが可能な器用さも武器。


【中盤対決:ベンタレブvsデンベレ】

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今シーズン限りの期限付き移籍で昨夏加入したナビル・ベンタレブだが、その存在感は早くから際立っており、ゲームを作るだけでなく、今季シャルケのトップスコアラー(5ゴール4アシスト)でもある。今や彼抜きのシャルケは考えられない。

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加入1年目ながら瞬く間にチームの柱となったのは、ウスマン・デンベレも同じだ。ここまで6得点9アシストを記録し、ドルトムントのスコアラーランキング2位。ドリブルでの1対1回数はリーグで最も多く(180回)、さらにその勝率は53%。恐ろしい数字だ。


【エース対決:ブルクスタラーvsオバメヤン】

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この冬、加入したばかりのギド・ブルクスタラー。しかし「今季ブンデスリーガ2部前半戦の得点王」の肩書は伊達ではなかった。シャルケですでに公式戦14試合に出場し6ゴールをマーク。そのうち4得点は、試合の均衡を破る先制点であるなど、チームにとって重要なゴールも多く決めている。

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ピエールエメリック・オバメヤンは、今や欧州中のビッグクラブが熱い視線を注ぐほどの選手となった。今季もリーグ戦23試合出場23ゴールで、得点ランキング堂々の1位だ。リーグ通算での得点割合は119分に1得点。25試合以上に出場した選手の中でこれを上回るのは、“爆撃機”ことゲルト・ミュラー氏だけ。