Summary

  • バイエルン所属マルティネスとの独占インタビュー
  • ハインケス監督の復帰後、再びボランチへ
  • 今夏開催のワールドカップについても語った

先週末にブンデスリーガ6連覇を果たしたバイエルン・ミュンヘン、その中盤を陰で支えたのは紛れもなくこの男だろう。当サイト独語版は、ユップ・ハインケス監督の電撃復帰以降、最終ラインからボランチへポジションを戻し、水を得た魚のように躍動し続けたハビエル・マルティネスとの独占インタビューを敢行。6年連続でのタイトル獲得、ハインケス監督との関係、そして今夏開催されるFIFAワールドカップなど、多岐にわたり語ってもらった。

――ドイツ王者の称号獲得は今回で6度目ですね。どのような気分ですか?

マルティネス 今回の優勝も特別なものです。なぜならバイエルンというクラブがどれほどのクオリティーを持っているか、それを証明できたのですから。

――バイエルンはインターナショナルな場所でも成功を収めていますが、そんなクラブにとって国内のタイトルとはどれほど重要なのでしょうか?

マルティネス 国内のタイトルは非常に重要なものです。国内リーグの優勝こそが、「さらに多くのタイトルを獲得したい」というモチベーションにつながりますし、ブンデスリーガを制することはバイエルンにとって義務なのです。国内のリーグ戦で優勝することは、チームとしてすべてのことが求められるマラソンのようなものです。

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Alexander Scheuber

――2013年にバイエルンは3冠を獲得しました。今年と当時と比べることはできますか?例えば、あの時も今も監督は同じ人物ですが。

マルティネス 監督についてはその通りですね(笑)しかし2013年当時と比較するべきではありません。成功を収めるためには、新たな目標へと歩みを進めていかなければならないのです。

――リーグ6連覇を果たし、ハインケス監督の価値についても頻繁に語られています。

マルティネス 彼がもう一度バイエルン復帰を決めてくれたことに関しては、我々全員がうれしく思っています。バイエルンのことをよく知るハインケス監督の存在は、このクラブにとって非常に重要です。彼にもう一度復帰してもらえないか打診したことは、とても大事な決断だったと思います。

――ハインケス監督が戻ってきたことは、あなたにとってどれくらいの意味があったのでしょうか?ハインケス監督にとって、あなたはチームのキーマンですし、CBから再びボランチへとポジションを戻すことになりました。

マルティネス 正直、彼がまた現役指導者の道に戻ってくるとは思ってもいませんでした。選手と仕事をして、試合に備える日々ではなく、田舎での生活を楽しんでいると思っていましたからね。

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Widmann

――では、再びボランチを任されるようになったことについては?

マルティネス 中盤でプレーさせてもらえるようになったことについては、うれしいですね。ボランチは、私が常にプレーしたいと思っていたポジションですから。もちろんCBも非常に責任あるポジションです。しかし私はキャリアの序盤から6番(ボランチ)を任されていましたし、おそらくそのポジションが最もチームを助けられると思います。

――ハインケス監督はあなたにとって特別な指導者ですか?

マルティネス 2012年にバイエルンへ来たことで、私の生活は一変しました。ほとんどすべて、と言ってもいいでしょう。しかしハインケス監督からの特別な信頼はすぐに感じられましたし、そのおかげでいろんなことがやりやすくなりました。バイエルンというクラブ、そしてハインケス監督には、「ダンケ(ありがとう)」の言葉以外見当たりません。

――話を変えます。2018年のワールドカップと優勝候補についてです。

マルティネス つまりドイツ代表について話を進めたいんですか?(笑)

――それは良い考えです(笑)

マルティネス ドイツは前回大会の覇者ですし、自動的に優勝候補の1つに数えられるでしょう。しかも彼らには、高いクオリティーを持った選手が数多く存在しています。まあ、そのうちの何人かはこのバイエルンでプレーしていますけどね(笑)ドイツ代表との対戦は、世界のどのチームにとっても「挑戦」となるでしょう。

――あなたの母国スペインも優勝候補の1つです。

マルティネス もちろんそうなるでしょうね。ファンの一人として言えば、予選でのスペイン代表は、本当に素晴らしかったです。

――あなたがスペイン代表に名を連ねる可能性はどれくらいありますか?

マルティネス 私が言えることは、スペイン代表の一員としてロシアに行けるよう全力を尽くす、ということだけです。非常にレベルの高い選手ばかりですので、スペイン代表に入ることは本当に難しいんです。もちろん3月のインターナショナルウィークでメンバーに入れなかったことに、少なからず失望しました。しかし先ほども言いましたように、諦めることは絶対にありません。メンバーに入れるよう、全力を尽くすまでです。