ナーゲルスマン監督が「ドイツ年間最優秀監督賞」を受賞!
7月23日に30歳の誕生日を迎えたホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督が、同日にスポーツ専門誌『kicker』による2016/17シーズンの「ドイツ年間最優秀監督」に選出された。同賞はドイツ・スポーツジャーナリスト協会会員の投票によって決まり、273票を集めたナーゲルスマン監督が、2位のクリスティアン・シュトライヒ監督(フライブルク)に12票差をつけて初受賞。3位は107票を集めたラルフ・ハーゼンヒュットル監督(ライプツィヒ)だった。
クラブ過去最高成績で初の欧州カップ戦へ
選出を受け、ナーゲルスマン監督は喜びのコメントを発表。「先日の『kicker』誌の読者による選出も、今回の専門記者による選出もそれぞれ価値がある。彼らは日々厳しい目でサッカーを見ている人たちだからね。そこで認められるというのは、これからも精力的に仕事をしていく上でモチベーションになる」
ナーゲルスマン監督は2016年2月、健康上の理由で監督を退任したフーブ・ステフェンスの後任として、ブンデスリーガ史上最年少の28歳でホッフェンハイムの監督に就任。降格の危機に瀕していたチームを残留させると、昨季はリーグ4位に食い込んでクラブに史上初の欧州カップ戦出場権をもたらした。
また、昨季はホームで無敗を守っただけでなく、バイエルン・ミュンヘン戦での初勝利、ブンデスリーガ通算100勝など、記念すべき白星を重ねながらクラブ史上最高の成績を達成。最高勝ち点に加え、「シーズン16勝」、「総失点37」のクラブ記録も樹立した。