2018/19シーズン、得点王の座を射止めるストライカーは?
新シーズンの開幕を目前に控え、ブンデスリーガ中のストライカー達が得点王の座を目指しトレーニングに励んでいる。
得点王
前シーズンの得点王、ロベルト・レバンドフスキが最有力候補であることに変わりはないが、彼からカノン砲(得点王に贈られる大砲型のトロフィー)を奪おうとする挑戦者たちにも注目。ブンデスリーガ公式サイトは、2018/19シーズンの終わりに得点表の上位に名を連ねるであろうストライカー全11人を紹介する。
ロベルト・レバントフスキ(バイエルン・ミュンヘン)
出場(2017/18): 30
ゴール: 29
1試合平均のゴール数: 0.96
ポーランド代表のレバンドフスキは昨シーズン、2年ぶり3度目の得点王に輝いた。得点王3回は、外国籍選手としてはリーグ史上初の栄誉。ブンデスリーガで4度得点王に輝いたのは、爆撃機の異名を持つゲルト・ミュラーのみ。
動画: 2017/18シーズンにレバンドフスキが決めた全ゴール
挑戦者
ニルス・ペーターセン(フライブルク)
出場(2017/18): 32
ゴール: 15
1試合平均のゴール数: 0.46
ドイツ人選手の中でトップのゴール数を記録したのがペーターセン。昨シーズン、フライブルクの全得点の半数を担う活躍を見せ、名実ともにフライブルクのエースとなった。
ケビン・フォラント(レーバークーゼン)
出場(2017/18): 31
ゴール: 14
1試合平均のゴール数: 0.45
昨シーズン、自身のシーズン最多得点記録を14ゴールに更新(これまでは2013/14シーズンの12ゴール)。フランクフルト戦では、ハットトリックの活躍を見せたフォラントは、決定力のあるストライカーとして再び注目を集めている。
ティモ・ウェアナー(ライプツィヒ)
出場(2017/18): 32
ゴール: 13
1試合平均のゴール数: 0.41
22歳のウェアナーは、最年少でブンデスリーガで50ゴールに到達。3シーズン前にシュトゥットガルトのクラブ史上最年少出場および初ゴールを決めた若きストライカーは着実に実力をつけている。
マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト)
出場(2017/18): 28
ゴール: 9(シュトゥットガルトで8)
1試合平均のゴール数: 0.32
昨シーズンのウィンターブレーク中にウォルフスブルクから古巣シュトゥットガルトに電撃復帰した33歳のマリオ・ゴメス。チームの残留に貢献した2010/11シーズンに28得点を記録し得点王になったゴメスは新シーズンも健在ぶりを見せるだろう。
ボビー・ウッド(ハノーファー)
出場(2017/18): 24
ゴール: 2
1試合平均のゴール数: 0.08
ハンブルクからハノーファーに移籍したアメリカ代表のウッドは、ハワイのホノルル生まれで、母親は日本人。昨シーズンこそ2ゴールに終わったが、ポテンシャルの高さに期待を寄せられている。ウニオン・ベルリン時代にはブンデスリーガ2部の31試合に出場し17得点(2015/16)を上げた。
アルフレズ・フィンボガソン(アウグスブルク)
出場(2017/18): 22
ゴール: 12
1試合平均のゴール数: 0.55
悲願のワールドカップ初出場をアイスランドにもたらした英雄フィンボガソン。これまで、欧州7カ国8クラブで経験を積んできた。オランダでリーグ得点王(2013/14)に輝いたこともあるストライカーは、アウグスブルクでもハイパフォーマンスを見せている。