ハリロビッチについて知っておきたい10項目
酒井高徳の所属するハンブルガーSVは7月21日、バルセロナ(スペイン)からアレン・ハリロビッチを獲得した。クロアチアのメッシと呼ばれる20歳の同選手について紹介する。
(1)最年少記録
(2)バルセロナへ
(3)レンタル移籍を踏み台に
リーガ・エスパニョーラでの出場機会を求め、2015/16シーズンにスポルティング・デ・ヒホンに期限付きで移籍をする。そこでリーグ36試合に出場し、3得点5アシストをマーク。クラブの1部残留に大きく貢献した。
(4)ニックネーム
(5)EUROメンバー、落選
リーガ・エスパニョーラで安定したパフォーマンスを見せたものの、2016年の欧州選手権(EURO)のクロアチア代表には選ばれなかった。アンテ・チャチッチ監督は、「ハリロビッチよりもアンテ・チョリッチとマーコ・ログの方が控え選手としての役割に対応できると思った」と説明している。同大会、クロアチアは準々決勝でポルトガルに敗れた。
(6)ハンブルクへ
今夏、EURO出場はかなわなかったが、ハンブルガーSVと4年契約を結び、新な挑戦をすることになった。「バルセロナでは素晴らしい経験をした。ヒホンではほぼ毎試合に出場し、大きな成長をすることができた。僕はまだ20歳だけど、リーガ・エスパニョーラにおいては特に多くの経験がある。そして今、ブンデスリーガにやってきた。ハンブルクはビッグクラブで、素晴らしいサポーターがいて、最高の雰囲気の大きなスタジアムがある 」と胸を躍らせている。
(7)ファンデアファートの背番号
ハンブルクでの番号は「23」に決定した。これは、2014/15シーズンまで同クラブで152試合に出場し、45得点39アシストを記録したラファエル・ファンデアファートがつけていた番号だ。ハリロビッチは「クラブにとって大切な番号なのかもしれない。それがどんな意味をするのか分かっているし、常に自分のベストを尽くせるように頑張るよ」と思いを語っている。
(8)クロアチアの102人目
(9)ゲームメーカー
(10)直感
ハンブルクのディートマー・バイヤースドーファーCEOは、「彼は感じて動く選手だ。彼は状況を感じ、試合を感じる。彼はよく勘を信じ、それを好む。それとともに、その抜きん出たサッカーの才能により、観客が見てワクワクする選手になるだろうし、その能力によってチームを強くしてくれるだろう」とハリロビッチの活躍を確信している。