最終節で残留を決めたハノーファーの清武(左)は試合後に安堵の表情でインタビューに応じている(©imago)
最終節で残留を決めたハノーファーの清武(左)は試合後に安堵の表情でインタビューに応じている(©imago)

清武「2年連続は避けたかった」

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ブンデスリーガ第34節は5月23日、各地で全9試合が開催され、とが所属するハノーファーは本拠地でフライブルクと対戦し、2-1で勝利を飾った。この白星により自動的に残留を果たしたハノーファーの清武が、試合後のインタビューに応じている。

――お疲れ様でした。

清武 はい、良かったですね。

――やっぱりホっとした?

清武 ホっとしたし、交代して(ベンチに下がって)途中経過聞いたんで、ちょっと・・・2点目入って良かったですね。まあでも日本人3クラブ、(酒井)高徳も残ったし、ハジ(細貝萌)くんも(原口)元気も残ったし、良かったです。

――しかし、いかにも残留争いという緊迫した試合内容だった。

清武 まあ硬いゲームだったと思いますけど、前半ああいう風に点が入って、まあ良かったですね。

――あれで相当ラクになったのでは?

清武 いやあ、まあ3分(での先制点)は早かったなあと思ったんですけど・・・良かったです。

――後ろからうまく入っていった。

清武 あそこに来るって結構珍しいんで、まあきょうは運が良かったかなと思います。

――苦しいシーズンだった。

清武 そうですね、ちょっと2年連続(の降格)は避けたかったんで・・・本当に良かったです。きょうみんな気合い入ってたし。でもハノーファーは落ちるチームじゃないし、まあまた来シーズンはラース(シュティンドル)がいなくなっちゃうし、チームとしてどうなっていくか分からないですけど、こういう経験を生かしてまた来シーズンも戦えればいいかなと思います。

――今シーズンは良いサッカーをしながらも勝てなかった。

清武 ブンデスって毎年どこが残るかどこが降格するか分からないんで。年によって違うし、そこが難しいのかなというのがやっと今年になって分かりました。前半戦ハノーファー良かったのに、それでこういう風になっちゃうんで、また来シーズン気を引き締めてやれればいいかなと思います。

――シュティンドルがいなくなるという話が今もあったが、来季は自分が引っ張っていかなきゃならないという自覚も?

清武 まあラースの力はハノーファーにとってすごく大きかったし、ラースがいなかったら残留はできてなかったと思うんで。ああいう存在がいなくなるのはチームとして本当に痛いですけど、またそういう存在が出てこないといけないんで、自分がそういう存在になれるようにやれればいいかなと思います。

――この1週間というのはどうだった?

清武 リラックスして過ごしましたけど、この1週間は本当、サッカーのことしか考えずに。キャンプもあったし、「残留する」ということしか頭になかったです。

――だからこその満面の笑みだった。

清武 まあみんなの気持ちが入った勝利だったと思うんで、すごくうれしかったです。

――ようやく休める。

清武 そうですね・・・ちょっと(笑) もうすぐたぶん(日本に)帰れると思うんで、ゆっくりまずは気持ちを休めたいないと思います。

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