フランクフルト連敗
ブンデスリーガ第31節初日は5月2日、各地で下記の7試合が行われた。
ブレーメン 1-0 フランクフルト(公式記録)
とが所属するアイントラハト・フランクフルトは、ブレーメンに0-1で敗れた。長谷部はフル出場、乾は20分から出場した。
フランクフルトは序盤から攻防戦を強いられる。12分、キッテルが強烈なシュートを放つがこれは得点につながらない。そのキッテルは20分にひざを負傷してベンチに下がると、代わりに投入された乾が好機をつくるもなかなか先制点を奪えない。0-0のままハーフタイムへ突入した。62分にはカウンターから乾がシュートを放ったが、相手GKに阻まれる。その4分後、相手FKの場面でゼルケにゴールを許し、1点を追う展開に。68分、再び乾がシュートの好機を迎えるが、ゴールネットを揺らすことができない。両チームとも最後の場面でパスミスが目立つようになり、フランクフルトは同点に追いつくことができず連敗を喫し、6戦勝ちなしとなった。(長谷部と乾の試合後インタビューへ)
ホッフェンハイム 1-1 ドルトムント(公式記録)
香川真司と丸岡満のが所属するドルトムントは、敵地でホッフェンハイムと1-1で引き分けた。香川は74分までプレー、丸岡はベンチ外だった。(この試合の詳細記事へ)(試合後の両監督コメントへ)
ウォルフスブルク 2-2 ハノーファー(公式記録)
清武弘嗣と酒井宏樹が所属するハノーファーは、敵地でウォルフスブルクと戦い、2-2で引き分けた。清武と酒井はともにフル出場した。(この試合の詳細記事へ)(試合後のコメント集へ)
アウクスブルク 0-0 ケルン(公式記録)
大迫勇也と長澤和輝が所属するケルンは、アウクスブルクの本拠地へ乗り込んでの一戦。大迫は4試合連続で先発しフル出場、長澤は70分から出場した。ケルンは序盤、相手に攻撃の主導権を譲るが、固い守りで対抗する。大迫は積極的にクロスを出し、自らもゴール前に走り込む。相手に好機を与えないものの、ゴールも奪えないまま試合は進み、スコアレスのまま試合終了となった。ケルンはこれで3戦連続で引き分けに終わっている。
シャルケ 3-2 シュトゥットガルト(公式記録)
内田篤人が所属するシャルケは、ホームに酒井高徳のシュトゥットガルトを迎え、3-2で競り勝った。内田はベンチ外、酒井はベンチ入りしたが出場機会はなかった。
シャルケは9分、サネのゴール前へのパスを相手DFがカットに失敗し、フンテラーが詰めて先制する。残留に向けて後のない最下位シュトゥットガルトは22分、ハーニクが相手DFを振り切って同点弾を挙げた。1-1で迎えた後半開始直後、コスティッチの強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり、シャルケは逆転を許す。しかし、78分にフンテラーがこの日2点目を決めて同点とし、試合を再び振り出しに戻す。86分、アオゴがフリーで11mの地点からシュートを放つもこれはぎりぎりで枠外へ。試合終了直前の89分、アオゴのクロスにボアテングが合わせると相手オウンゴールとなり、3-2で7試合ぶりの勝利をつかみ取った。
フライブルク 1-2 パーダーボルン(公式記録)
フライブルクは、残留争いのライバルパーダーボルンを本拠に迎えた。フライブルクが主導権を握って好機をつくり出すと、前半終了間際にシュミードの折り返しにピーターソンが合わせて先制する。しかし、70分にパーダーボルンのルップに同点弾を許し、ここから調子が狂って攻められる。80分、再びルップに追加点を許すと、相手の勢いに押されて反撃できないまま逆転負けを喫した。
レーバークーゼン 2-0 バイエルン(公式記録)
前節で今季リーグ優勝が決まったバイエルンは、珍しく序盤から相手に主導権を譲る。キースリング、孫、ジャルハノーウルを中心に攻め入られるも、GKノイアーが好守を見せ、前半はスコアレスで終了する。55分、ジャルハノーウルに25mのFKを直接決められ先制点を許す。さらに81分、ベララビからのパスをブラントが14mの地点からシュート、これがゴール右角に決まって点差が広がる。この日は反撃に勢いが出ないまま、5戦ぶり黒星となった。