第21節ホッフェンハイム戦で酒井(中央)が得点を決めたが、この日は1-2で敗れた
第21節ホッフェンハイム戦で酒井(中央)が得点を決めたが、この日は1-2で敗れた

最下位脱出なるか

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シュトゥットガルトは現在最下位と残留争いのまっただ中にある。第24節ヘルタ・ベルリン戦と第25節レーバークーゼン戦でなんとか連続で勝ち点を奪い、最下位脱出を図りたい。


7戦勝ちなし

シュトゥットガルトは現在勝ち点19で最下位、ここ7戦は4敗3分と得た勝ち点はわずか3。第24節でのヘルタ戦に勝っても最下位脱出できないという危機的状況に陥っている。しかし、逆に見れば12位のマインツまでは勝ち点25と接戦となっており、連勝できれば降格圏を脱出できる可能性も十分ある。まずは次節ホームでのヘルタ戦で勝つことが、残留へ向けての大きな一歩になることは間違いない。


攻撃に課題

第23節ハノーファー戦では1-1で引き分けたが、攻撃での課題も明るみになった。試合後、酒井はインタビューに応え「攻撃の時にボールを失うのが早い」とコメントしている。前線でボールを保持できないと攻めるどころか、守備にかかる負担が大きい。結果的にそこが失点につながっていることも多い。ロングボールではなく短いパスで確実に次につなぎ、まずは攻撃時のボール保持率を上げる必要がありそうだ。

ステフェンス監督

昨季、降格の危機を救ったフープ・ステフェンス監督が第13節以降再び指揮を執っている。監督は後半戦が始まる前のインタビューで「今のメンバーでの残留が可能」とコメントしており、大事なのは「ファンを含めた関係者全員が現状を自覚すること」と話している。一方で「一度残留に成功したので今回も大丈夫、という考え方は危険」と警告する。

酒井「相手がだれでも関係ない」

シュトゥットガルトで4季目を迎えている酒井高徳は今季これまでリーグ17戦に出場、第21節ホッフェンハイム戦では自身のブンデスリーガ初ゴールを決めた。第24節では同じく残留を争うとが所属するヘルタ・ベルリンとの一戦に臨む。「相手が誰でも関係ありません。もう勝ち点3取るためにどれだけやれるかだと思います。ポイント(勝ち点)が近い相手にはなおさら勝たなきゃいけないし、しっかり準備していくしかないなと思います」とコメントしている。