後半戦開幕戦となったウォルフスブルク対バイエルン。キックオフ前には先日、交通事故で帰らぬ人となったマランダのため黙祷が行われた(©Imago)
後半戦開幕戦となったウォルフスブルク対バイエルン。キックオフ前には先日、交通事故で帰らぬ人となったマランダのため黙祷が行われた(©Imago)

後半戦は波乱の幕開け

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ブンデスリーガ後半戦開幕となる第18節は1月30日に行われ、2位ウォルフスブルクが首位バイエルン・ミュンヘンを本拠に迎えた。キックオフ前には、1月10日に交通事故によって20歳の若さでこの世を去ったウォルフスブルクの故ジュニオール・マランダに黙祷が捧げられた。試合は、ドストとデブロイネがそれぞれ2得点を挙げたウォルフスブルクが王者に完勝という、予想を覆す結果となった。

ウォルフスブルク 4-1 バイエルン公式記録

開始4分、ウォルフスブルクの先制点によって後半戦初ゴールが生まれる。中盤右からの縦パスにデブロイネが一気にゴール前へ抜け出し、逆サイドへ流すと、ドストが完全フリーから放ったシュートがファーへ突き刺さった。バイエルンも反撃を仕掛けていくが、相手の堅守を崩しきれず、得点に結びつけられない。それに対し、素早い切り替えからのカウンターなどで何度も好機を作り出すウォルフスブルクは、前半ロスタイム2分に再びドストがゴール。王者から2点のリードを奪ってハーフタイムに突入する。後半も開始直後から攻め込んだのはウォルフスブルク。48分の好機には決められないが、53分にはデブロイネが独走。GKノイアーとの1対1から落ち着いてゴール左隅へボールを沈め、3-0とした。直後には追いすがるバイエルンに1点を返されるが、71分のピンチを守護神ベナーリオのスーパーセーブで逃れると、73分にはまたもや裏へ抜け出したデブロイネがこの試合2点目を挙げる。最後まで堂々とした戦いぶりで王者を圧倒すると、4-1で快勝。バイエルンとの勝ち点差を8に詰めた。

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