大迫(左)と長澤のケルンは岡崎(右)のマインツをホームに迎える
大迫(左)と長澤のケルンは岡崎(右)のマインツをホームに迎える

ミッドウィーク開催

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ブンデスリーガ第16節の見どころ

ブンデスリーガ第16節は12月16日に4試合、17日に5試合が開催される。日本人選手が所属するクラブの試合の見どころを紹介する。

16日(火)

ケルン - マインツ

とが所属するケルンはを擁するマインツと対戦する。ケルンは前節、アウェーでシャルケに2-1で勝利し、連敗は3でストップした。敵地での勝率は驚くほど高く、今季は王者バイエルンに次いで2位。ただし、ホームではここまでわずか1勝しかできておらず、今回はその苦手なホームでの一戦となる。対するマインツはここ7戦勝利がなく、今季最低の12位に順位を落とした。得点ランキング2位タイをキープしている岡崎のゴールで勝利を呼び込み、この状況を打開したい。

ハノーファー - アウクスブルク

とが所属するハノーファーはホームでアウクスブルクを迎え撃つ。前節のブレーメン戦では清武が1ゴール1アシストの活躍を見せたが勝ち切ることができず、4試合未勝利となった。以前はホーム戦で無類の強さを発揮していたハノーファーだが、現在は連敗中。今節は過去6戦で一度も負けたことがないアウクスブルクが相手だ。アウクスブルクはブンデスリーガでチーム史上初の4連勝を達成して波に乗っていたが、前節は王者バイエルンの前に大敗を喫したばかり。清武は左MFで、酒井は右SBでの先発が濃厚だ。

ハンブルガーSV - シュトゥットガルト

が所属するシュトゥットガルトは敵地でハンブルガーSVと対戦する。シュトゥットガルトは成績不振からフェー監督が辞任し、第13節からステフェンス監督の下、チームの立て直しを図っている。監督交代後のフライブルク戦の勝利で一時は最下位から脱出したが、その後は1敗1分で再び18位に沈んでいる。ハンブルクとは99回目の対戦で、 35勝42敗21分と負け越してはいるが、ゴールはシュトゥットガルトが5点上回っている(153得点)。勝ち点差3のハンブルクに勝利を収めることができれば、最下位脱出の可能性が高まる。酒井は左SBでの先発が濃厚だ。

17日(水)

フランクフルト - ヘルタ・ベルリン

とが所属するアイントラハト・フランクフルトはとが所属するヘルタ・ベルリンとの一戦。3連勝中だったフランクフルトだが、前節はホッフェンハイムに2-3で競り負けた。現在チームは6勝6敗3分で8位にもかかわらず、マイヤーは得点ランキング首位をキープしている。ヘルタは前節のドルトムント戦の勝利で調子は上向き。ヘルタにとってフランクフルトは相性の良い相手で、これまで25勝15敗12分。25勝はヘルタが他クラブから奪った最多勝利数で、しかもアウェー戦の中で最多の38ゴールを決めている。長谷部、乾は先発が濃厚。

ドルトムント - ウォルフスブルク

とが所属するドルトムントウォルフスブルクと相見える。第14節に最下位から脱出したドルトムントだが、前節9敗目を喫して再び降格圏内に順位を下げた。ウォルフスブルクとの対戦成績はドルトムントが10勝上回っているが、第10節以降、2位をキープする相手を簡単に崩すことはできないだろう。香川はここ2試合ベンチ入りするも出場機会がないが、ウォルフスブルクとは過去3戦全勝で2 得点を奪っており、相性は悪くない。ドルトムントはこの試合を落とすと、クロップ監督指揮下では最多の敗戦数となってしまう。

パーダーボルン - シャルケ

が所属するシャルケパーダーボルンと初対戦となる。シャルケは欧州チャンピオンズリーグの試合から中2日となった第15節のケルン戦、内田はアシストを記録したが1-2で敗れた。パーダーボルンはここ5試合勝利から見放されているが、前節は2位のウォルフスブルクと引き分けている。また、ホームでは8試合のうち1試合しか落としてないことからも、侮れない相手だ。シャルケのディ・マッテオ監督はここ数試合3バックを起用しており、内田は3-5-2の右MFで先発の見込み。