ボーフム、ウォルフスブルク下す
強化試合で3-1、1Aの田坂「順調に仕上がってる」
MFのボーフムは7月18日、ウォルフスブルクと強化試合を行った。田坂は4-4-2の右MFとして前半組で出場し、先制弾をアシストする活躍を見せた。
最初の好機は3分、ボーフムがつかむ。ロシアがエリア左から直接狙うがわずかに枠を外れる。しかし10分、田坂のFKにシムーネクが頭で合わせると先制に成功。さらに19分、GKルーテのゴールキックを受けたツェロッツィの右クロスをテロッデがヘッドで押し込んで2-0とする。35分、田坂が絶好機を迎えるも惜しくもDFにクリアされ、ゴールはならない。しかし相手に好機を作らせず45分にも1点を追加すると、3点リードで前半を終了した。後半、ボーフムはGK以外のフィールドプレーヤーすべてを入れ替える。58分、後半途中出場のハントに独走を許すとGKとの1対1から失点を喫するが、その後はチャンスらしいチャンスを与えず守り切り、格上相手に白星を挙げた。
始動から3週間弱が経過し、先週までのキャンプでは3部練習で追い込んだ。リーグ開幕まであと2週間となり、田坂は「みんな疲れてますけど、きょうみたいに試合の中で走れる体力がついてきた。コンビネーションから点も取れたし、新しい選手が多いのでコミュニケーションをしっかり取りながら、まだまだチームを作っている段階でもきょうはしっかり結果が出た。下のリーグ相手の試合でもしっかり点が取れていて失点がない。今のところ順調に仕上がっている」と、新シーズンに向けて自信をのぞかせていた。