ニュルンベルクのフランツ、フライブルクへ移籍
ブンデスリーガ109試合出場8得点のMF
ニュルンベルク、DFエズデミアをフランクフルトU19から獲得
日本代表MFが所属するニュルンベルクは6月13日、MF(27)がフライブルクへ移籍し、フランクフルトU19のDFエズギュル・エズデミア(19)を獲得したと発表した。
フランツはニュルンベルク所属時ブンデスリーガで109試合出場8得点、ブンデスリーガ2部で16試合出場2得点の記録を残している。フランツは「フライブルクは昨シーズン、ブンデスリーガに定着したクラブ。自分の持つ経験でクラブとチームを助けたい。フライブルクがどんなサッカーをするかはよく知っている。今まで対戦してやりにくい相手だっただけに、そこで自分がプレーできることをうれしく思う」と新天地での意気込みを語った。
フライブルクのスポーツディレクターのザイアー氏は「フランツと話したときに性格や考え方から、うちに合うということがすぐに分かった。彼の持つ能力、経験、柔軟さは、チームの力になってくれると信じている」と語った。
ニュルンベルクのバーダー取締役は「うちはエズギュル・エズデミアを長い間マークしていたし、彼の潜在能力を確信している。ディフェンスのいくつかのポジションで使えるとみている」と説明した。さらに「エズデミアのような若くて才能あふれる選手がうちへ来てくれることを喜んでいる」と続けた。
フランクフルト生まれのエズデミアは両足が使え、CBとSBをこなせる選手。フランクフルトでは2009年より契約を交わしていて、ユースチームに所属していた。昨シーズンはブンデスリーガで6試合に出場し1得点したが、けがによりさらなる出場はかなわなかった。エズデミア本人は「ニュルンベルクで自分にとっての次のステップへ進めることをうれしく思っている」と語っている。