市庁舎のベランダでマイスターシャーレを掲げるグアルディオラ監督
市庁舎のベランダでマイスターシャーレを掲げるグアルディオラ監督

グアルディオラ監督「みんなを愛している」

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バイエルン、リーグ優勝を祝う式典・パレードの様子

ブンデスリーガ最終節が行われた5月10日、アリアンツ・アレーナでは試合後に2013/14シーズンの王者となったバイエルンの優勝セレモニーが行われた。式典ではリーグ協会のラオバル会長からマイスターシャーレ(優勝皿)が引き渡されたほか、バイエルンの選手がビールかけで優勝を祝った。

就任1年目で見事に優勝を果たしたグアルディオラ監督は、初めてマイスターシャーレを手にし「マイスターシャーレは本当にきれいだね。しかもすごく重いよ」と誇らしげな表情。「カタルーニャ出身の自分にとって、初めての優勝というのは特別なもの」と約1カ月半前に決めた優勝の喜びを改めて噛みしめた。

マイスターシャーレ引き渡しのあとはビールかけで会場が盛り上がり、グアルディオラ監督も大量のビールを浴びせられる。「ビールがすごく冷えていて、目も痛かったよ」と振り返るが、そんな監督自身もクロースに後方から不意打ちを仕掛けるなど、満喫している様子だった。

アリアンツ・アレーナでのセレモニーが大盛況の内に終了すると、バイエルンの一行は優勝パレードのため街中へ出発。パレード中、ミュラーは「最高だよ。でもまだまだこれからが本番。きょうは今季の成功を祝う日だから」と興奮気味に話す。ロッベンも「きょうは楽しむ日。しっかり祝ったら、土曜日はもっと力が出るはず」と1週間後に控えるドルトムントとのDFB杯決勝を見据えた。

最後はミュンヘンの市庁舎のベランダに出て、マリーエン広場に集まったサポーターと喜びを分かち合った。ここでマイクを握ったグアルディオラ監督は「自分はチームを誇りに思う。そしてチームはサポーターのことを誇りに思っているよ。みんなのことを愛している。自分はもうミュンヘン市民さ。ミア・サン・ミア(バイエルンこそ最高。誰にも邪魔させない)!」と声を上げた。