ニュルンベルクは上位レーバークーゼンと対戦。清武(左)の先発はほぼ確実となっている
ニュルンベルクは上位レーバークーゼンと対戦。清武(左)の先発はほぼ確実となっている

生存競争の行方は

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第31節最終日はニュルンベルク、シュトゥットガルト登場

ニュルンベルク 対 レーバークーゼン

ブンデスリーガ第31節最終日は4月20日に2試合が行われ、日本代表MFと同MFのニュルンベルクレーバークーゼンと、同DFが所属するシュトゥットガルトは同DFのシャルケと、それぞれ本拠で対戦する。


ニュルンベルクは前節を終えて直接降格となる17位。残すところわずか4試合での崖っぷちに追い込まれている。前半戦は未勝利に終わり、後半戦序盤に2度の連勝を挙げて一気に巻き返しへの足がかりをつかんだかと思われたが、その後は再び不振に陥っている。現在3連敗中のチーム状況を考えれば、上位レーバークーゼンから金星を挙げる可能性は低いと思われる。

そのレーバークーゼンも後半戦は絶不調となり、第29節では降格圏のハンブルガーSVに1-2で敗れ、ついに監督交代となった。ホームでは公式戦6戦未勝利だったが、新監督のもと前節で日本代表MF細貝萌のヘルタ・ベルリンを下し長いトンネルを抜け出した。チームはまだ来季欧州チャンピオンズリーグ予選出場権を得られる4位につけており、5位以下との勝ち点差を広げたいところだ。

前半戦ではニュルンベルクが0-3で完敗を喫しており、過去の対戦成績でも12勝24敗13分と大きく負け越している。しかしブンデスリーガ残留のためには負けられない一戦だ。リハビリ中の長谷部は欠場、清武は先発の見込み。

シュトゥットガルト 対 シャルケ


ニュルンベルク同様に降格危機にあるシュトゥットガルトも、今節では上位との一戦に臨む。今季はチーム状態がまったく安定せず、クラブ史上初の8連敗および10戦連続未勝利など、不名誉な記録を打ち立ててしまった。特に終盤15分間での失点による引き分けや敗戦など、勝ち星の取りこぼしが目立っている。前節でもメンヘングラートバッハ相手に1-0でリードしながら89分に同点弾を許し、残留争いにおいては貴重な勝ち点3を取り逃してしまった。

今節の相手は後半戦絶好調、前節終了時点で3位につけるシャルケ。ここ7試合は5勝2分と負け知らずで、前半戦でも0-3で完敗しているシュトゥットガルトの勝機は薄い。しかし、残り3試合は今節初日でフランクフルトを下しほぼ残留確定となったハノーファー、上位ウォルフスブルク、そして王者バイエルンとの対戦と厳しい対戦相手のみ。この試合で勝ち点が取れなければ、残留が大きく遠のくだけに、死に物狂いで白星をつかみ取りたい。

シュトゥットガルトはひざの腱負傷のMFライトナー、肉離れのMFケディラがの欠場が決まっている。前節出場機会のなかった酒井は、今節もベンチスタートが濃厚。負傷離脱中の内田は欠場する。

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