ハノーファー主将チェルンドロ引退
米国代表DF、ひざのけが理由に決意
日本代表DFが所属するハノーファー主将のDFが3月19日、引退を表明した。
チェルンドロはこの日午後に本拠HDIアレーナで会見を行い、「ここ15カ月間でさまざまなひざのけががあり、プロサッカー選手としてのキャリアを終えなくてはならなくなった。1999年からファンと一心同体であるハノーファーでプレーさせてもらい、サッカーにおいても経済的な面でも大きく前進した。このクラブでさらなる活動ができることを本当にうれしく思うし、プレーヤーとして、そして人間としてここで学んだことすべてを返していきたい」と引退の理由および今後について語った。
チェルンドロは1999年1月に米国の大学チーム、ポートランドからハノーファーへ加入し、当時ブンデスリーガ2部だったクラブとプロ契約を交わした。以降、15年以上にわたり右サイドバックとしてブンデスリーガ302試合、ブンデスリーガ2部では68試合に出場した。米国代表では87度の招集を受けている。
今後は直ちにハノーファーU23(レギオナルリーガ北部)のアシスタントコーチに就任する。さらに監督資格取得を目指すという。