ニュルンベルクの清武は2戦連続でフル出場
ニュルンベルクの清武は2戦連続でフル出場

清武「相当チャンスあった」

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第24節ブレーメン戦、インタビュー

日本代表MFと同MFが所属するニュルンベルクは3月8日のブンデスリーガ第24節で残留を争うライバル、ブレーメンに0-2で敗戦。フル出場した清武は、試合を次のように振り返った。


――試合はきついものだった?

清武 ロングボールを蹴るまでは全然(良かった)だと思いますけどね。相当チャンスあったし。

――やっているサッカーは間違っていなかった?

清武 俺は楽しかったですよ。やっぱりFWペクハートを(63分に)入れて、ロングボールになって・・・。みんな意識はしていたけど、蹴れない状況があったし、そこで意思疎通ができていなかったと思います。

――12分には左クロスに飛び込んで、あと一歩のところで触れなかった場面があった。

清武 そうですね。ちょっと匂いをかいでおけば良かったんですけど・・・。

――クロスが来るとは思っていなかった?

清武 来ると思ったんですけど、あそこまできわどいボールが来るとは思わなかったので、俺の準備不足でしたね。

――その直後のボレーシュートについては?

清武 端っこを狙ったつもりだったんですけどね・・・。

――久しぶりの連敗。

清武 そうですね。連敗ですね。それは考えていなかったです。勝ちが続いていたので。

――ニュルンベルクは残留争いをしているチームとの直接対決を数多く残しているが、やはり対戦相手との勝ち点差は気になる?

清武 いや、俺はあんまり気にしないですけどね。自分たちのサッカーをして、結果が出なかったら出なかっただし。でも、そういう結果を出せるように俺はやるしかないし。きょうも悪くはなかったとは思うので。ロングボールが始まって俺は消えましたけど、ロングボールが始まるまではすごく動けていたし、ボールも触れて。左足のシュートがもっとミートすれば、すごくいいかなと思っていたんですけど。ホセ(MFカンパーニャ)とマイキ(・フランツ)とも距離が近く。まあ、もっとジョー(FWドリミッチ)を生かしてあげたかったんですけど、きょうは厳しかったですね。

――昨シーズンは残留争いの最中に危機感を口にすることもあった。当時とは心境が違う?

清武 まあ、そうですね。でも危機感はありますよ。次もHSV(ハンブルガーSV)かと思いますけど、昨年よりはそうは思わないし、このサッカーを続けていけばおのずと結果が出るのかなとは思うので。その結果が降格が決まったあとになってしまってはダメですけど、次の試合でも良いサッカーができると思うし、自分もきょうくらいのパフォーマンスができるだろうし。

――今シーズンの自分たちの取り組んでいるサッカーが、昨シーズンのものよりもはるかに良いという自信があると。

清武 そうですね。きょう自分がすごく動けていたのも、気持ち次第なので。いかにこの1日をちゃんと準備して、朝から準備してやるかというのが大事だなと、きょうあらためて思ったし。気持ちが準備できていれば身体が動くんだなと思ったし。気持ちがたかぶっていたら、良いプレーができると思うので、自信を持って、みんながやればいいと思うし。

――後半には清武選手自身がクロスに飛び込んでいくシーンが目立ったが、本当はクロスを上げる仕事がしたい?

清武 いや、俺はもう飛び込みます、点が欲しいので。こぼれは任せて、もうディフェンスがかぶってくれと常に思っていました。背では勝てないので、もうちょっときわどいボールというか。かぶってくれたらうれしかったですけどね。点が欲しかったですね。まもブレーメン、勝ちは勝ちなので。次に向けて、切り替えます。