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後半戦開幕 4位〜6位を分析

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シリーズ第5弾 ELとCLの間を行き来する3チーム

ブンデスリーガは1月24日に約1カ月間の冬季リーグ中断期間が終了し、2013/14シーズンの後半戦が幕を開けた。bundesliga.comはリーグ再開に伴い、各クラブの現状を分析した。シリーズ第4弾では4位から6位に位置するチームの課題と展望を紹介する。

チーム状況

ギュンドアンは気管支炎のために合宿終了3日前に一足早くドイツへ帰国したが、徐々に復帰が近づいている。鼻を骨折したシャヒンは、強化試合3戦目のカイザースラウテルン戦に先発した。プラス要素は、前半戦で長期離脱していたピシュチェクとシュメルツァーのコンディションが合宿中に上がってきたことだ。


課題

前半戦では決定力不足が問題となった。チャンスは多く作ったものの、決め切れない展開になることが多かった。バイエルンの次に多い38得点を奪ったが、チャンスで決めていればもっといい成績を残せたはず。ドルトムントの攻撃陣は前半戦で23回もの決定機を逃している。


展望

フメルスは「前半戦の最初の11、12試合のように自分たちのできることをやれば3位にはなれると思う」と予想する。目標はやはり欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得。ロイスは「けが人がみんな戻ってきて、自分たちの実力が出せれば2位にもなれる」とより上を目指す姿勢をみせている。

チーム状況

デブロイネは今冬どのチームも獲得を狙っていた即戦力。攻撃力をさらに高め、競合チームに差をつける意図が見える。今のところビリーニャ以外にけが人は出ておらず、合宿は成功裏に終わった。前半戦に長期離脱していたドストも強化試合でいい結果を残している。


課題

前半戦の数少ない課題の中に攻撃がある。前半戦は28得点を挙げたが、これはリーグで9位。7得点を挙げたオリッチの調子に左右されていた感がある。後半戦はドストが復帰したことで、選択肢が1つ増える。また、セットプレーからの失点がリーグで1番多いのは守備面での課題と言えるだろう。


展望

後半戦ではとにかく早く1勝し、波に乗りたい。具体的な目標としてはCL出場権を狙う。5位では満足いかないというところだ。アロフス取締役は「1年前は降格争いをしていたのに、今はバイエルンとドルトムントにも対抗できるかのようにみられている。この凄まじいギャップは良くない。私たちは基本的なことを慎重に行うべき」と控えめなコメントをしている。それでもウォルフスブルクは今季達成できるものが見えてきているはずだ。

チーム状況

新加入はGKヤルステインのみ。正GKクラフトと若手GKゲアスベックが負傷離脱したため、必要な補強だった。また、クルーゲとツィゲルツィもけがのため最後の強化試合メンヘングラートバッハ戦では欠場となった。


課題

GKが最大の課題と言えるだろう。正GKクラフトはけがが絶えず、後半戦に間に合うかどうかは明らかになっていない。この穴を埋めるのは新加入のヤルステインになるだろう。彼にとって最初の腕試しとなったのが強化試合のメンヘングラートバッハ戦だったが、完璧と言える出来ではなかった。それでもビルト紙に対して「毎日良くなっていると思う」と自信たっぷりのコメントを残している。


展望

後半戦では6位を保つことができれば、上出来だろう。もし順位を落としたとしても、大きな失望にはならないはずだ。前半戦は限界まで戦ったことをルフカイ監督はよく自覚しており、ベルリン・モルゲンポスト紙のインタビューで「後半戦も6位で終わって、ELに出場できたら夢のようだ。それが今季の最大限の可能性と言えるが、難しいだろう」と語っている。「ブンデスリーガはとても厳しいもの」と話すルフカイ監督は「1部に残留できれば、初年度の目標は達成できた」と控えめな発言をしている。


シリーズ第6弾 1~3位のチームを分析
シリーズ第4弾 7~9位のチームを分析
シリーズ第3弾 10~12位のチームを分析
シリーズ第2弾 13~15位のチームを分析
シリーズ第1弾 16~18位のチームを分析