フランクフルトは序盤は主導権を握り、先制の好機を演出。サンブラーノ(左)とクルーズ(右)が競り合う
フランクフルトは序盤は主導権を握り、先制の好機を演出。サンブラーノ(左)とクルーズ(右)が競り合う

乾のフランクフルト、11戦ぶり勝利

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敵地で上位レーバークーゼンに1-0

レーバークーゼン 0-1 フランクフルト

ブンデスリーガ第16節最終日は12月15日、日本代表DFが所属するシャルケが本拠でフライブルクと対戦したほか、日本代表MFのアイントラハト・フランクフルトは敵地でレーバークーゼンに1-0で勝利した。乾はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。



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フランクフルトは前節の終了時点で10試合勝ち星がなく苦しいチーム状況にあったが、リーグ2位の強敵相手に上々の滑り出しをみせる。積極的に攻撃を仕掛け、13分にはローゼンタールが右ポスト直撃の惜しいヘディングシュート。この後も相手陣でボールを持つ時間が続く。

しかしレーバークーゼンも徐々にリズムに乗り始め、39分にようやくカストロがチーム1本目のシュート。18メートルからのミドルシュートはゴール左に外れた。さらに42分には右クロスをキースリングがヘディングで落とし、ベンダーが絶好の位置からダイレクトで狙う。だがクルーズのシュートは当たり損ねとなり、得点にはつながらない。前半は0-0で終了を迎える。

後半はレーバークーゼンが押し込む展開となり、フランクフルトは我慢の時間が続く。しかし61分、フランクフルトのシュベークラーがFKの早いリスタートから右前線にスルーパスを出すと、ユングが相手の陣形が整わないうちに鋭いクロス。ルスが高く飛んでヘディングシュートを押し込んだ。

思わぬ形で失点したレーバークーゼンは、ここから猛攻を仕掛ける。しかし再三のチャンスで決めることができず、無得点で試合終了。フランクフルトが1-0で逃げ切り、9月14日の第5節ブレーメン戦以来、11試合ぶりとなる勝利を収めた。


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