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第10節では自身ブンデスリーガ初の1試合2得点を挙げたマインツFW岡崎(左)。今節でもひたむきにゴールを目指す
第10節では自身ブンデスリーガ初の1試合2得点を挙げたマインツFW岡崎(左)。今節でもひたむきにゴールを目指す

ダービー制し不振脱却へ

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マインツはフランクフルトと、フライブルクはシュトゥットガルトと対戦

マインツ 対 フランクフルト

ブンデスリーガ第12節最終日は11月10日に各地で2試合が行われ、日本代表FWが所属するマインツは本拠で同MFのフランクフルトと、同DFのシュトゥットガルトは敵地でフライブルクと対戦する。



マインツは今シーズン序盤、豊富な運動量から多彩なパスを繰り出す試合展開を見せていたが、最近の試合ではそのダイナミックなサッカーは影を潜めている。開幕3連勝後は一気に不調に陥り、第10節ではブラウンシュバイクを下し7戦ぶりの勝利を飾ったが、前節では再び敗戦と結果が出ていない。

また、現在トゥヘル監督が頭を抱えるのが守備の柱であるGKだ。トゥヘル監督は金曜、出場停止のクリスティアン・ベトクロ、負傷のミュラーに代えて20歳のカリウスを起用すると明らかにしているが、経験の浅さには不安が残る。さらにチームの得点源であるドイツ代表MFニコライ・ミュラー、そしてDFスベンソンの欠場による影響も懸念される。

対するフランクフルトは、前節を終えて15位。最下位ブラウンシュバイクとの勝ち点差はわずか3と、まだまだ残留確定には程遠い。前節ウォルフスブルク戦では終了間際の失点で試合を落とした。ここ5戦のうち4試合で同じパターンでの敗戦を喫している。守備の要CBサンブラーノは累積警告のためこの試合は出場停止となり、チームにとっては痛手だ。

このところ出場機会が減少している乾は、ライバルのMFバルネッタが風邪の影響で欧州リーグの遠征に同行せず、チャンスが巡ってきた。ELグループステージのマッカビ・テルアビブ戦ではフル出場を果たしたが得点には絡まず。リーグ戦ではキレあるプレーで結果を残したい。

ライン川を挟んで本拠を構える両チームによるダービーは、過去10戦中6試合が引き分けで終わっている。どちらにとっても、不振脱却の足がかりをつかむためには明確な決着が求められる。


フライブルク 対 シュトゥットガルト


シュトゥットガルトは前節、今季タイトル奪還を狙うドルトムントに6点を奪われての完敗を喫し、シュナイダー監督就任後7試合続いていた無敗記録も途切れてしまった。大敗は忘れ、今節では気持ちを新たにアウェーでのフライブルクとのダービーに臨みたい。過去の通算対戦成績では10勝16敗2分と負け越しているシュトゥットガルトだが、この10勝はすべて直近14戦以内で挙げたもの。フライブルクとは今シーズンすでに9月のDFB杯で顔を合わせているが、この時は1−2で敗れて2回戦敗退。今節ではその雪辱および8試合ぶりの勝利を目指す。

選手状況としては、CBリューディガーがこの試合を含むあと2試合で出場停止となっている。しかし今季けがで長期離脱を強いられていたCBニーダーマイヤーは第10節ニュルンベルク戦で復帰を果たし、まずまずのパフォーマンスを見せた。ドルトムント戦ではスタメンの座をアギに譲ったが、やはりディフェンスライン安定のためにはチームにとって欠かせない存在であり、先発復帰が期待される。今週は内側じん帯の痛みで個人練習を行なっていた主将ゲントナーは、木曜からチーム練習に復帰しており、シュナイダー監督も出場を明言している。ほかにはケディーラが太もものけが、サララーが足首を痛め個人練習となっているが、レギュラー陣は全員が顔をそろえることになりそうだ。

一方のフライブルクは前節終了時点で16位。依然として降格圏からの脱出が目標の状態だ。前節ニュルンベルク戦で2度の警告を受け退場となったDFゾークが、この試合では出場停止となっている。しかしシュトライヒ監督は木曜のELグループステージ第4節では9選手を入れ替え、主力を温存。コンディションをしっかり整え、今季2勝目を挙げたい。