ニュルンベルク、再び引き分け
シュトゥットガルトと1-1で今季初勝利はならず
シュトゥットガルト 1-1 ニュルンベルク
ブンデスリーガ第10節は10月26日に幕を開け、日本代表MFとのニュルンベルクは、敵地で同DFのシュトゥットガルトと引き分け、今季初白星はならなかった。長谷部、清武はともにフル出場。酒井はけがのためメンバー外となった。
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今季未だ勝ち星なしと不振にあえぐニュルンベルクは、この試合で新監督のもと初の勝ち点3獲得を目指す。しかし開始3分、シュタークがペナルティエリアでマクシムを倒すといきなりPKを献上。シュトゥットガルトのエースFWイビシェビッチに決められるとあっさり先制を許した。しかしその2分後にはチャンドラーのスルーパスで抜け出したドリミッチが、GKウルライヒをかわし無人のゴールへ蹴り込むと同点とする。
シュトゥットガルトも12分、ハーニクがGKと1対1の絶好機を迎えるが、シュートはGK正面。ここから均衡した展開となるが、23分にはシュトゥットガルトMFトラオレが左サイドからファーポスト内側を叩くシュートでニュルンベルクゴールを脅かす。前半終了間際にはシュトゥットガルトがFKから勝ち越しのビッグチャンスを得るが、ハーニクのヘッドはポスト左へ外れ、1-1で折り返す。
後半最初の好機はホームのシュトゥットガルトに訪れるが、マクシムの右CKに合わせたゲントナーのヘッドはバーの上。ここから流れはシュトゥットガルトへ傾き始め、逆にニュルンベルクは攻撃がつながらず相手陣内へ攻め込むことができない。得点の欲しい両チームは攻撃選手の交代によってゴールを狙う。
70分、ニュルンベルクは清武の好パスから途中出場のギンツェックがGKと1対1となるが、シュートは入らず。直後に清武が放ったシュートはウルライヒのファインセーブに阻まれる。ここからどちらも譲らぬ展開となるが、追加点は生まれないまま試合は終了。ニュルンベルク悲願のシーズン初勝利は、再び次節以降に持ち越しとなった。
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