田坂(右)は右MFでフル出場。効果的な攻撃を組み立てることはできずチームも無得点となったが、連敗は4でストップ
田坂(右)は右MFでフル出場。効果的な攻撃を組み立てることはできずチームも無得点となったが、連敗は4でストップ

ボーフム連敗ストップ

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本拠で上位カイザースラウテルンと引き分け

ボーフム 0-0 カイザースラウテルン

ブンデスリーガ2部第12節最終日は10月28日に1試合が行われ、MFの所属するボーフムが本拠でカイザースラウテルンと引き分けたが、順位は前節から変わらず降格圏の16位。田坂は右MFでフル出場した。


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4連敗中のボーフムは、今節上位が相手といえどもそろそろ勝ち点が欲しいところ。開始直後、いきなりズクーターパスーがミドルシュートで得点チャンスを迎えるが、GKにセーブされる。3分にも好機をつかむものの、クロスの精度は低くシュートに持ち込めない。ここからアウェーのカイザースラウテルンが攻撃のリズムをつかむと、主導権を握り始める。ボーフムは引いて守りながらカウンターを狙うが、攻撃が噛み合わない。

両者無得点で迎えた後半も、カイザースラウテルン攻勢ながらもこう着状態が続く。ボーフムはポスト直撃シュートなどに助けられ、終盤にもヒヤリとするシーンがあったがなんとか無失点で引き分けに持ち込むと、連敗を4でストップした。

田坂は「(引き分けは)しがみついた感じ。ゲームが作れてないってのは(シーズン通して)ずっと一緒なんで。そこは続けて課題かなと思います」と消化不良の表情をみせたが、それでも「僕的にはもう最悪の試合内容ですけど、まあきょうこれで結果が出たので」と、チームとして連敗を止めたことは前向きに受け止めていた。