ゴール量産の一戦か
第9節ホッフェンハイム対レーバークーゼン
ホッフェンハイム 対 レーバークーゼン
ブンデスリーガ第9節は10月18日、ホッフェンハイム対レーバークーゼンの一戦で幕を開ける。
敵地での試合に臨むレーバークーゼンは、勝てば少なくともバイエルン、ドルトムントが登場する翌日までは暫定首位となる。前回トップ浮上を果たしたのは2009/10シーズンになる。あくまでも一時的な順位とはいえ頂上へのモチベーションは高いだろう。前節ではバイエルン相手に引き分けに持ち込んでおり、その実力は折り紙つきだ。
攻撃の核となるのは、言わずと知れた昨季得点王のFWキースリング。対ホッフェンハイムでは9戦で5ゴールを挙げている。さらに今季絶好調のMFサムは、リーグ戦、DFB杯そしてチャンピオンズリーグでチームが挙げた30得点のうち16ゴールに関与する活躍ぶりをみせている。対戦相手にとっては、この2人を抑えられるかどうかが勝利へのカギとなる。
対するホッフェンハイムは今季2勝4分2敗と、引き分けが多いのが特徴だ。上位メンヘングラートバッハに勝利、強豪シャルケと引き分けなど、調子はまずまず。8試合で20得点20失点とゴールを量産している。特に目立った活躍をみせるのがMFフィルミーノ。今シーズン公式戦(ブンデスリーガ、DFB杯)ではチームが挙げた32ゴール中15得点に絡み、その卓越した決定力による貢献度は高い。しかしレーバークーゼンは10戦して9敗1分と苦手な相手。平均23.4歳とリーグ最年少のチームは、若さと勢いで強敵に立ち向かいたい。
地力ではレーバークーゼンが勝ることは否めないが、大量得点による見応えある試合となる可能性は高い。