内田(右)のシャルケは今季、失点の多さが大きな課題となっている。好調のアウクスブルク攻撃陣を抑えられるかがカギ
内田(右)のシャルケは今季、失点の多さが大きな課題となっている。好調のアウクスブルク攻撃陣を抑えられるかがカギ

本拠勝利なるか

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第8節2日目は内田、酒井高、岡崎が登場

シャルケ 対 アウクスブルク

ブンデスリーガ第8節2日目は、上位対決レーバークーゼン対バイエルンのほか、各地で下記の5試合が行われる。



日本代表DF内田篤人のシャルケは、ホームでアウクスブルクと対戦する。過去の対戦結果は2戦2勝2分と負けなしだ。しかし今季のアウクスブルクは、シーズンをまたいで本拠6連勝を挙げるなど好調。開幕は17位スタートとなったが、前節終了時点で8位まで浮上している。ハーンやアルティントップといった決定力の高い攻撃陣は、今季7戦16失点のシャルケ守備陣にとっては脅威となりそうだ。シャルケは今季1得点1アシストのMFファルファンが負傷欠場のため、ポジションやフォーメーションの変更が考えられる。


シュトゥットガルト 対 ブレーメン


日本代表DF酒井高徳のシュトゥットガルトは、ホームにブレーメンを迎える。前節ブラウンシュバイク戦では4-0で大勝、4戦連続負けなしと好調を維持している。対するブレーメンも試合を重ねるごとに攻撃陣が調子を上げてきた。第5節終了時点ではわずか3ゴール。しかし直近の2試合で5得点と、復調の兆しをみせている。

シュトゥットガルトは、DFニーダーマイヤー、MFライトナー、GKウルライヒら主力選手の負傷離脱が相次いでいるが、守備重視のシュナイダー監督の要求に選手がきっちりと応え、失点を抑えている。右サイドバックで守備に貢献する酒井は、今節も先発出場が濃厚だ。


マインツ 対 ホッフェンハイム


日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツは、ホームでホッフェンハイムと対戦する。前節ヘルタ戦では逆転負けを喫し、トゥヘル監督のもとでは初のリーグ4連敗となった。ホッフェンハイムにはこれまで5勝2分1敗と大きく勝ち越しており、今節できっちりと勝ち点3を獲得し、嫌な流れを一新したい。6ゴールで得点王ランキングトップタイのニコライ・ミュラー、開幕戦以来ゴールから遠ざかっている岡崎の得点に期待がかかる。

対するホッフェンハイムも、ミュラー同様6ゴールを挙げているモデステや4得点のフィルミーノを擁し、攻撃力は非常に高い。その一方でこれまで18失点と守備力には課題があり、ゴールラッシュの可能性も高い一戦だ。


メンヘングラートバッハ 対 ドルトムント


現在ホーム3連勝中のメンヘングラートバッハと対戦するのは、強豪ドルトムント。リーグ31戦連続得点中と決定力抜群の攻撃陣を誇り、第2節以降は首位の座をがっちりとキープしている。これまでに放ったシュートは162本、ゴールは22で、どちらもリーグトップの数字だ。しかし欧州チャンピオンズリーグ(CL)直後のリーグ戦は昨季は2分3敗、今季も1分と勝てていない。1日に行われたCLグループステージ第2節から中3日で迎える今節も、過密日程を選手のローテーションなどで乗り切れるかどうかがカギとなる。


ウォルフスブルク 対 ブラウンシュバイク


ホーム連勝中のウォルフスブルクが迎えるのは、最下位のブラウンシュバイクだ。開幕は16位スタートとなったウォルフスブルクは、前節を終えて11位と低迷。しかしここ2戦で3得点を挙げているエースFWオリッチや、前節でバイエルン相手に1失点に抑えた守備陣も徐々に調子を上げてきている。一方のブラウンシュバイクは、シーズン目標である1部残留のために、何が何でも初白星を挙げたい。ブンデスリーガでは両チームの対戦は史上初。ドイツ北部ニーダーザクセン州の2チームによるダービー戦に、地元ファンの注目が集まる。

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