価値ある勝ち点1
長谷部の本拠地デビュー戦はドルトムントと引き分け
ニュルンベルク 1-1 ドルトムント
ブンデスリーガ第6節2日目は9月21日、各地で6試合が行われ、日本代表MFと同MFが所属するニュルンベルクは本拠地でドルトムントと1-1で引き分けた。長谷部はボランチでフル出場。清武は右MFで先発、88分までプレーした。
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前節で最下位ブラウンシュバイクに引き分け、今季初白星の好機を逸したニュルンベルク。厳しい戦いが予想されたが、FWレバンドフスキ、MFシャヒン、MFミキタリヤンら主力を温存したドルトムントに対し、互角の戦いを演じた。最初のチャンスは11分、中盤でボールを奪った長谷部がGKバイデンフェラーの一瞬の隙をつき、ロングシュートを試みた。長谷部は20分にもふわりとしたクロスでフランツのクロスバー直撃のヘディングシュートを演出するなど、攻撃の起点として機能。自身が課題としていたチーム適応という面で大きな前進をみせた。
清武も27分、ペナルティエリア前から左足で惜しいミドルシュートを放つ。しかし、先制したのはやはり開幕5連勝で首位を走るドルトムント。チャンスが思うように作れない中で得たFKのチャンスを見逃さなかった。37分、DFシュメルツァーが正面右寄り20mから直接狙ったシュートは、壁を越えてゴール右隅へと吸い込まれる。ニュルンベルクは0-1で前半を折り返した。
後半は開始6分、ニュルンベルクが追いつく。ペナルティエリア右からのFKの場面、DFポガテツが頭で落としたクロスにDFニルソンが詰めた。ここからは攻勢を強めるドルトムントに押し込まれ、56分にはブンデスリーガ初先発のFWドゥクシュに好位置からシュートを許すが、守護神シェーファーが好セーブでチームを救う。終盤まで均衡した状態が続き、後半ロスタイムに途中出場のエスワインがGKと1対1でシュートを放つ絶好機を迎えるが、これはクロスバーを越えていく。1-1で引き分け、ニュルンベルクは価値ある勝ち点1を手にした。
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