「チャンス待つ」
長谷部、第2節試合後インタビュー
ウォルフスブルクに所属する日本代表MFは8月17日の第2節シャルケ戦ではベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。ブラジル代表MFグスタボの加入でポジション争いはさらに激しくなることが必至という状況下、長谷部が試合後に報道陣の質問に答えた。
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――きょうはまさに完勝という試合だった。
長谷部誠 素晴らしい試合だったと思いますね。相手にもほとんどチャンスを与えなかったですし、本当に文句のつけようがない試合だったと思います。
――16日に移籍が決まったグスタボは早速の先発だったが、彼の存在は大きかったのでは?
長谷部 ありましたね。彼はやはりミスが少ないですし。練習でもそうだし、きょうの試合を見ててもそうですけど。小さいミスがほとんどないので、そういうところでリズムが作れるというか、目立ったプレーはないですけど、すごく効いてるなってのは見てて思いました。
――他の選手は安心して攻撃に集中できるのではないか?
長谷部 それもあるし、セカンドボールとか目立たないところなんですけど、すごく効いてるなって感じがしますね。
――長谷部選手自身は日本から戻ってきたばかりだが、体調は?
長谷部 きょうは出番がなくて、チームが勝ったんで、次に(出場メンバーを)替えるってのはないとは思いますけど。とにかくチャンスが来るのを待ってやろうかなと。1試合目は出場停止で出られなかったんで。(右SBの)トレッシュもいいプレーをしてチャンスをつかんでるし。そういうところは自分もやっていかなきゃいけないのかなと思いますけど。
――監督からはどういう話を?
長谷部 監督からは「お前は3つのポジションができるから、どこでもプレーできるように準備しとけ」というふうには言われてるんですけど。
――3つというのは右サイドバックと右サイドハーフとボランチと?
長谷部 そうですね。ユーティリティと言えばユーティリティだけど、ただそこで終わらないように、試合に出れるようにやっていきたいと思いますけどね。
――グスタボ加入で、やはり彼がポジションのライバルになる?
長谷部 監督からは3つのポジションと言われているので、誰か1人ということではなく結構多くの選手がライバルと言えばライバルかなと思います。