大前のデュッセルドルフは今季3戦目で初の黒星を喫した。写真はシンドラー(左)とボリー(右)
大前のデュッセルドルフは今季3戦目で初の黒星を喫した。写真はシンドラー(左)とボリー(右)

日本人所属の2チーム敗戦

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2部第3節 田坂と大前はともに出場

FSVフランクフルト 1-0 ボーフム

ブンデスリーガ2部第3節は8月9日、各地で3試合が行われた。MF田坂祐介が所属するボーフムとMF大前元紀のデュッセルドルフの試合結果は次の通り。


MFが所属するボーフムは敵地でFSVフランクフルトに0-1で敗れた。田坂は右MFでフル出場した。

今季ここまで1勝1分できたボーフムは序盤から攻め込まれると、9分にはMFエップシュタインに反転しながら見事なシュートを決められて失点。時間の経過とともにボールを持つ時間は増やしたものの、FSVフランクフルトが守備を固めたことで好機を作るには至らなかった。1点を追う後半は69分にカウンターを受けるも、GKルーテが好セーブで終盤に同点の望みをつなぐ。すると後半ロスタイムにはPKを獲得。同点確実かと思われたが、DFマルトリッツのシュートは相手のGKクラントにガッチリつかまれ得点ならず。直後に試合終了のホイッスルが鳴り、今季初の敗戦となった。田坂はパス交換の中継点として機能したが決定的なパスは出せなかった。

デュッセルドルフ 1-2 1860ミュンヘン


MFが所属するデュッセルドルフは本拠地で1860ミュンヘンに1-2で敗れた。大前は77分から途中出場したが、得点には絡まなかった。

開幕戦を勝利で飾り、前節は昇格候補のケルンと引き分けたデュッセルドルフ。この試合では開始早々の9分に失点という苦しい立ち上がりとなるが、37分にファウルで得たPKをFWベンショップが決めて前半を1-1で折り返す。主導権を握っていたため後半での逆転に期待がかかったが、78分にカウンターから2失点目。相手のゴールキックがクリアできなかったところをMFトマソフに拾われ、ドリブルでの独走からゴールを許した。デュッセルドルフは今季3戦目にして初黒星を喫した。