1年間の休養を経てペップ・グアルディオラ氏は6月26日、新天地バイエルンで初の練習を率いる
1年間の休養を経てペップ・グアルディオラ氏は6月26日、新天地バイエルンで初の練習を率いる

特集グアルディオラ新監督

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10の視点から

2012/13シーズン、ドイツ男子サッカー史上初の3冠を果たした王者バイエルン・ミュンヘン。2013年6月1日のDFB杯優勝でその3つ目のタイトルを獲得、4日にはユップ・ハインケス監督の退任会見が行われた。だが早くも来季始動日の26日には、新たな幕開けが控えている。スペイン出身のジョゼップ・グアルディオラ新監督(42)が初めてバイエルンの練習を率いる。


2012年夏までの4シーズン指揮を執ったバルセロナ(スペイン)を世界最高といわれるチームに仕立てたグアルディオラ氏。長く輝かしい伝統を誇るドイツ王者バイエルンにも、多くの変化が訪れるとみられる。新監督には過去最高だったバイエルンの今季の成績が「まぐれ」ではなかったことを証明する使命があるだけでなく、本人が独自の哲学をバイエルンにもたらしたいと考えているからだ。

一体どんな人物なのか。誰もが知っているようで実は知らない、愛称ペップ、ジョゼップ・グアルディオラ氏の人物像に焦点を当て、10の興味深い視点を探る。

ミヒャエル・ライス(Michael Reis)