「もっと結果を出したかった」
乾貴士 最終節ウォルフスブルク戦インタビュー
日本代表MFのフランクフルトは5月18日、本拠で行われたブンデスリーガ第34節で同MFが所属するウォルフスブルクと2-2で引き分けた。フランクフルトは6位で今シーズンを終え、来季ELへの切符を手にした。試合後、乾がPKのシーンなどについて語った。
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――お疲れ様です。おめでとうございます、ヨーロッパリーグ。
乾 ありがとうございます、はい。
――どうですか?
乾 いや、まあ・・・。特にないっすけど。
――きょうの試合に向けての意気込みは?
乾 まあ、最後の試合なんで、いい結果で終わりたかったすけど、はい。
――前半から惜しいシュートがたくさんあった。
乾 そうっすね、まあ決めないといけない・・・シーンでしたけど、それが決まらず。悔しさのほうが残っています。
――悔しさというのは、ゴールが決まらなかったという?
乾 はい。
――(35分にPKとなった)長谷部選手との交錯シーンを振り返ると。
乾 トラップがちょっとミスったんで、その分前に行くのが遅れて。ハセさん(長谷部)も追いついてきたんで、その前に入って、まあ、こけるしかないかなと思いました。
――前半、右サイドからのボールを上手くトラップしてシュートに持ち込んだシーンは?
乾 あれは決めないといけないですね。
――狙いすぎた?
乾 そうっすね。
――チームメイトは優勝したかのように喜んでいる。
乾 まあね、2部から上がってきて、1年目でヨーロッパリーグっすからね。もちろんすごいと思いますし。みんな達成感かなりあると思うんで、喜ぶのは本当にいいことだと思います。
――乾選手は喜ばない?
乾 おれは別に。はい。
――そうでもない?
乾 そうっすね、悔しさのほうが。
――試合で決められなかったから?
乾 はい。
――今シーズンを振り返るとどんなシーズンだった?
乾 もっと結果を出さないといけなかったし、もっと結果を出したかったし。うーん、悔しい・・・1年やったかなという感じです。
――自分で成長したなという点は?
乾 そうっすね、まあ、1対1の部分で勝てるようにもなりましたし、ドリブルで仕掛けたりというのが、まあこの1年でだいぶできるようになったので、あとはもっと上を目指してやりたいなと思います。