バイエルンの左サイドバック:ダビド・アラバ(20)
バイエルンの左サイドバック:ダビド・アラバ(20)

アラバ

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CL決勝で対戦する両クラブの主力を紹介

経歴

【ミュンヘン発・bundesliga.de編集部】今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝は史上初のドイツ勢対決。5月25日にウェンブリー・スタジアム(ロンドン)で行われる決勝戦を前に、bundesliga.de編集部は各チームのレギュラー11人の経歴と今季CLにおける成績をシリーズで紹介する。



バイエルンの左サイドバックを務めるのは、1992年6月24日ウィーン(オーストリア)生まれの20歳だ。父はナイジェリア、母はフィリピンの出身である。アラバは10歳でウィーンの小さなクラブSVアスペルンを離れ、FKオーストリアへ移籍した。当時はFWとして、各年代のユースチームでプレーした。2008年にFCバイエルンのU19へ移籍すると、2年後の2010年3月6日に行われたケルン戦、17歳でブンデスリーガデビューを飾った。当時のルイ・ファン・ハール監督はアラバを中盤ではなく、左サイドバックに据えた。数日後、1,80mの若きオーストリア人は再び左サイドバックとして、CLデビューを果たした。しかしバイエルンでの成功は2011/12シーズンになってから。それ以前の半年間は、ホッフェンハイムへ期限付き移籍していた。

故郷では2011年と2012年にそれぞれ、年間最優秀選手に選出された。オーストリア代表チームでも20歳にして完全にレギュラー定着し、すでに24試合に出場している。


今季CLでのパフォーマンス


    今季出場したCL10戦のうち8試合は左SBとしてプレー(2度はMF)。アラバは攻撃で驚くべき多くのアクセントを生み出し、自身でも2ゴールを挙げている。特に重要だったのは8強戦の対ユベントスで、開始1分で1-0となるゴールを決めた

    バルセロナと戦った2試合では、どちらも1アシストを記録。最近の試合では特にゴール前での危険性がある選手だ

    アラバは今季、1対1で63%の勝率という強さをみせており、パスの失敗は13%のみ

    752分間のプレーでファウルは1度だけ。DFとしては注目すべき数字だ

    メンタルの強さ:アラバは2011/12シーズン、PK戦にもつれこんだCL準決勝対レアル・マドリードで、最初のキッカーを務めた。チェルシーと戦った決勝では、累積警告のため出場できなかった



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バイエルン
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