レーバークーゼンのキースリング(左)とドルトムントのレバンドフスキ。今季得点王争いは最終節まで続く
レーバークーゼンのキースリング(左)とドルトムントのレバンドフスキ。今季得点王争いは最終節まで続く

得点王争いに注目

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キースリングとレバンドフスキ、ともに23ゴール

キースリングはクラブ新記録

【ミュンヘン発・bundesliga.de編集部】2人のストライカー、(29、レーバークーゼン)と(24、ドルトムント)にとって、残されているのはあと2試合。どちらもこれまで23ゴールを挙げており、得点ランキングで2人に続く(バイエルン)と(フランクフルト)には、すでに8点差をつけている。

レバンドフスキが得点王になれば、ブンデスリーガではポーランド人選手として初戴冠という革新的な出来事だ。今季はCLでもすでに10ゴールを決めている。


シーズン最終節で得点王争いをする選手は、基本的にチームメイトからの全面的サポートを受ける。キースリングの同僚が、前節でPKを自分で蹴った上に外したのは理解し難いことだ。

レーバークーゼンはこれまで3度、得点王を排出している。すべてウルフ・キルステン(1993年、1997年、1998年)だ。キースリングが今季得点王に輝けば、クラブ史上2人目ということになる。前節ニュルンベルク戦では今シーズン23点目を挙げ、クラブ新記録を打ち立てた。

キースリングに比べれば、キルステンの時代の試合は極端にエースストライカーが中心に組み立てられ、シュナイダー、シュスターまたはゼロベルトといった選手によるアシストの恩恵を受けていた。

タイトルはドルトムントへ?


ライバルのレバンドフスキは、ブンデスリーガ史上2位となる12試合連続ゴールを決めた。ここ2試合は無得点に終わっている。バイエルンとの新旧王者対決では、ドルトムント加入以来初めてPKを外した。

それでもなお、戴冠の大きなチャンスはまだある。ドルトムント所属のプレーヤーが最後に最多得点を記録したのは、シーズン2001/02に18ゴールを挙げたブラジル人選手マルシオ・アモローソ。この記録は、レバンドフスキはすでに第26節で追い抜き、すでにアモローソより5点多い23ゴールを決めている。

キースリングとレバンドフスキ、2人の争いは最終節まで目が離せない。