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先制弾のイビシェビッチ(手前)と2点目を決めたハーニクは互いを祝福する
先制弾のイビシェビッチ(手前)と2点目を決めたハーニクは互いを祝福する

ブンデスリーガ史上初

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ブンデスリーガ第23節2日目は、各地で全6試合が行われる。シュトゥットガルト対ニュルンベルクではブンデスリーガ史上初となる日本人選手4人同時出場が期待される。 第23節2日目その他5試合の見どころへ

シュトゥットガルトニュルンベルク

日本代表DF酒井高徳と同FW岡崎慎司が所属するシュトゥットガルトは、同MF清武弘嗣とMF金崎夢生のニュルンベルクをホームで迎え撃つ。

前半戦第6節での対戦は、シュトゥットガルトにとって今季リーグ戦初勝利を飾った大事な試合となった。開幕2連敗を喫すると引き分けが2試合続き、さらに第5節ホッフェンハイム戦では0-3で完敗。そんなチーム状況の中で獲得した貴重な勝ち点3だった。ゴールゲッターのイビシェビッチハーニクによる得点で2点を奪い、守備陣は27本のシュートを浴びながらも完封した。前半戦終盤に下降したものの、ニュルンベルク戦をきっかけに復調に向かっていっただけに、今節でもきっちりと勝って波に乗りたい。

過去の対戦成績ではシュトゥットガルトが30勝17敗14分と大きく勝ち越しており、特にホームでは18勝8敗4分と強さを発揮している。しかし近年の対ニュルンベルク10戦は3勝5敗2分と負け越しており、油断は禁物だ。前節ホッフェンハイム戦では、1-0で後半戦初勝利を挙げ連敗を5でストップしたシュトゥットガルト。21日に行われた敵地でのEL決勝トーナメント1回戦第2戦(対ゲンク=ベルギー)では2-0で快勝し、ドイツ勢では唯一16強進出を決めた。チームが自信を取り戻しているのは明らか。試合後、ラバディア監督は「10年来の2回戦進出はうれしい。この勢いを次のリーグ戦に持ち込む」と試合後に語っている。

対するニュルンベルクは、後半戦1勝1敗3分。しかし1勝を挙げた相手は対戦した節で7位につけていたメンヘングラートバッハ、1敗は上位をキープし続けるドルトムントだ。3つの引き分けもハンブルガーSVフランクフルトハノーファーといずれも上位のチームで、冬季中断期間中の監督交代を経て調子が上がってきていることは間違いない。それでもウィージンガー監督は「シュトゥットガルトは早い時間帯から攻撃を仕掛けてくる。ホッフェンハイムでの勝利は彼らにとって重要で、自信を与えたに違いない。ELから中1日だが、統計的には2日前に試合をしたチームのほうが勝つことが多い」と慎重だ。

今節、なんといっても日本のファンにとって最大の注目は、日本人選手が4人顔を合わせることだろう。シュトゥットガルトには酒井と岡崎、ニュルンベルクには清武と金崎が所属している。コンスタントに先発出場しているのは酒井と清武の2人だけだが、シュトゥットガルトは欠場者が多いだけに、岡崎の先発出場の可能性もある。また、1月末にニュルンベルクに移籍した金崎は、前節ハノーファー戦で63分から途中出場し、リーグデビューを飾っている。同点弾の起点になるなど貢献し、高い評価を得た。これまでにブンデスリーガで、一つの試合で日本人選手が3人以上同時にピッチに立ったことはない。過去の3人同時出場試合は下記の通り。

2012/13シーズン
第22節(2013年2月17日) ホッフェンハイム-シュトゥットガルト(3人)
第22節(2013年2月17日) ニュルンベルク-ハノーファー(3人)
第11節(2012年11月11日) シュトゥットガルト-ハノーファー(3人)
第09節(2012年10月28日) シュトゥットガルト-フランクフルト (3人)
第05節(2012年9月26日) シュトゥットガルト-ホッフェンハイム(3人)
2011/2012シーズン
第33節(2012年4月28日)バイエルン-シュトゥットガルト(3人)

酒井、岡崎、清武、金崎が同時に出場を果たせば、日本人がブンデスリーガの歴史に新たな1ページを刻むことになる。