Summary

  • 昨季4位のドルトムント、主に中盤より後方の選手を補強
  • 攻撃的プレーヤーではウォルフが新加入
  • 緻密な戦術家ファーブレ監督と新たなスタート

長いプレシーズンも間もなく終了し、8月24日には2018/19シーズンのブンデスリーガがついに開幕の時を迎える。そこで当サイトは、夏季準備期間の様子から各クラブの現状について分析した。 第8回は、香川真司が所属するドルトムントを紹介する。

【所属選手】

これまでのディフェンスリーダー、ソクラティスがアーセナル(イングランド)へ移籍した一方で、マインツからアブドゥ・ディアロを獲得。同選手はマヌエル・アカンジとともに最終ライン中央を固める予定だ。さらにレアル・マドリード(スペイン)から期限付きでサイドバックのアシュラフ・ハキミ、ボランチを任せられるトーマス・デラネイとアクセル・ビテクも加わるなど、今夏は特に中盤より後方の補強に努めた。前線ではマリウス・ウォルフも新たに加入し、ポジション争いは非常に激しい。

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【指揮官】

昨年にもドルトムントから獲得を打診されたルシアン・ファーブレが、ついに今夏監督に就任した。ヘルタ・ベルリンメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)でも指揮を執った同監督は緻密な戦術家として知られ、特に後者を率いた際には欧州カップ戦の常連へとチームを成長させた。ボルシアMG時代から師弟関係にあり、今シーズンからキャプテンマークを巻くことになったマーコ・ロイスも「サッカーの知識という点でも、人間性という点でも、私が知っている中でベストな監督」とコメントしている。

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【プレシーズンの勝者:ブルーンラルセン】

2015年にデンマークを離れ、ドルトムント下部組織へとやって来たヤコブ・ブルーンラルセンの才能は、紛れもなく本物だ。しかし昨シーズン後半戦はシュトゥットガルトに期限付き移籍をし、復帰を果たした今シーズンも、厚い選手層を持つドルトムントで出番を得られる可能性は低いと思われた。しかしプレシーズンではファーブレ監督の志向する戦術に素早く適応するなど、指揮官の信頼に十分応えている。残念ながら現在は負傷中であるものの、復帰後はピッチで躍動する姿を見せてくれるはずだ。

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【今季の目標】

今シーズンもブンデスリーガでトップレベルの選手層を抱えており、ファーブレ監督もドイツサッカーを熟知している。同監督が目指す戦術を選手らがピッチ上で体現できれば、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の切符を再び獲得するのは容易だろう。