Summary

  • リーグ6連覇中のバイエルン、今季も優勝候補の筆頭
  • 昨季のDFB杯優勝監督コバチが新指揮官に就任
  • ドイツ・スーパーカップを制し早速今季1つ目のタイトルを獲得

長いプレシーズンも間もなく終了し、8月24日には2018/19シーズンのブンデスリーガがついに開幕の時を迎える。そこで当サイトは、夏季準備期間の様子から各クラブの現状について分析した。 第7回は、現在リーグ6連覇中のバイエルン・ミュンヘンを紹介する。

【所属選手】

ホッフェンハイムのセルジュ・ニャブリ、スウォンジー(ウェールズ)のレナト・サンチェスらがそれぞれ期限付き移籍から復帰を果たしたものの、今夏の“純粋な新加入”といえば、シャルケから移籍金なしで獲得されたレオン・ゴレツカのみ。選手数も25人に満たないほどではあるが、所属メンバーの顔ぶれを見れば、どれも一級品だ。特に上述のニャブリは近年成長が著しく、負傷などの不運に見舞われなければ、フランク・リベリやアリエン・ロッベンといった、長らくバイエルンの両翼を担ってきたベテランのポジションを脅かす存在となるだろう。いずれにしても、他クラブがうらやむ選手層であることに疑問の余地はない。

© gettyimages / Alexandra Beier

【指揮官】

昨季、長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトを30年ぶりの戴冠に導いたニコ・コバチ監督は、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝で相見えたバイエルンへ移籍。ユップ・ハインケス監督の後任としてのプレッシャーは並大抵ではないものの、8月12日に行われたドイツ・スーパーカップでは、数カ月前まで在籍していた古巣を相手に5ー0の完勝を飾るなど、早速今シーズン1つ目のタイトルを獲得している。リーグ優勝が義務付けられたドイツ一のビッグクラブをどのように率いていくのか、バイエルンファンならずとも、興味は尽きないだろう。

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【プレシーズンの勝者:サンチェス】

出場機会に恵まれず、昨季スウォンジーへ期限付き移籍していたサンチェスは、今夏プレシーズンから結果を残した。強豪パリ・サンジェルマン(フランス)とのテストマッチでは、ジャンルイジ・ブッフォンの守るゴールマウスへ直接FKを叩きこみ、コバチ監督も上々の評価を下している。秘めたるポテンシャルは、祖国ポルトガルでも指折りの選手であるだけに、ベンフィカ(ポルトガル)を離れて3年目となる今季、爆発してくれることを期待したい。

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【今季の目標】

バイエルンを上回るクオリティーを持つクラブは残念ながらドイツには存在せず、今季もリーグ優勝に最も近いのが彼らであることに、異論を挟む者はほとんどいないだろう。史上初となるブンデスリーガ7連覇はもちろん、DFB杯優勝、そして欧州チャンピオンズリーグ(CL)でベスト4以上の成績を収めることも、ファンに求められている。

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