Summary

  • 久保のニュルンベルク、2013/14シーズン以来となるブンデスリーガ
  • ケルナー監督にとっては初のドイツ・トップリーグ参戦
  • 既存戦力と新加入の融合が残留の鍵

長いプレシーズンも間もなく終了し、8月24日には2018/19シーズンのブンデスリーガがついに開幕の時を迎える。そこで当サイトは、夏季準備期間の様子から各クラブの現状について分析した。 第5回は、久保裕也が新たに加わったニュルンベルクを紹介する。

【所属選手】

ケビン・メーワルトは大迫勇也のブレーメンに移籍したものの、ブンデスリーガ昇格に貢献した主力の大部分は残留した。さらにロベルト・バウアーをブレーメンから期限付きで獲得し、2部へ降格した酒井高徳と伊藤達哉のハンブルガーSVからもクリスティアン・マテニアが加わるなど、若手が多いニュルンベルクにブンデスリーガでのプレー経験が注入されている。そしてヘント(ベルギー)から久保裕也も今シーズン限りの期限付き(買い取りオプション付き)で加入しており、選手層の厚みは昨季よりもアップしている。

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【指揮官】

ニュルンベルクを昇格に導いたのは、プロ選手の経験を持たないミヒャエル・ケルナー監督だ。ドイツ連邦軍で歯科助手としての職業訓練を受けるなど、異色の経歴を持つ同監督は、SGフクスミュールでアマチュア選手としてプレーするかたわら、U19の指揮官も兼任。2004年にプロ指導者ライセンスを取得して以降は、U14、U17~U19のバイエルン州選抜で監督を務め、2015/16シーズンからニュルンベルクに所属している。48歳で自身初のブンデスリーガデビューを果たすケルナーにとって、今季は生涯忘れることのできない1年となるだろう。

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【プレシーズンの勝者:クネル】

ケルナー監督も「非常に気に入っている。彼はどこにゴールがあるのかをよく分かっている選手」と目を細めるテアレス・クネルは、ハンブルクですでにブンデスリーガデビューも果たしており、昨シーズンのレギオナルリーガ(4部)北部地区で得点王にも輝いた。プレシーズン中に行われたテストマッチでも結果を残すなど、指揮官はエースFWミカエル・イシャクの代役候補として計算している。

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【今季の目標】

目標はただ1つ、“残留”の二文字だ。選手の多くはブンデスリーガでのプレー経験を持たないが、昨シーズンの戦い方を見れば分かるように、チームの団結力は目を見張るものがある。結果に恵まれない時も協調性を忘れず、一丸となって戦っていけば、1年での2部逆戻りは確実に防げるはずだ。

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